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イライラした口調で電話する男

⚠️不愉快な内容かもです!

今日はコワーキングスペースで作業したんだけど、
イライラした口調で電話してる人がいて萎えた。

彼は電話をかけるたびに「あなたの名前は?」「漢字でどう書くの?」「役職は?」と確認するんだけど、その言い方が妙に高圧的で、うわ〜ってなった。こんな奴から電話がきたらと思うと、胃液が込み上げてくる。別に名前や役職を聞く事自体は悪い事じゃ無いはずなのに、なぜかものすごく嫌悪感を覚えた。

少しして、電話相手が変わったらしい。
男は再度イヤミな感じで名前と役職を確認して、「なァに?わからないの?いきなり電話変わったからわかる人が出てきたと思ったのに。」とムカつくのっぺりした口調で挑発を始めた。時折り「ハハハ、それじゃ困るよォ」と高笑いしてみたり「本当にわかったの?何がわかったか言ってみせて?」と癪に触る言い回しで会話を続ける。

早く終わってくれ〜と念じて待っていたけど、心臓がグワグワしてきたので、私は逃げるみたいに席を立った。声が届かない場所まで移動して、ホッと一息つく。職場だったら、嫌いな人が側にいても離れられないけど、今の私は違う。自分にとって心地よい場所に移動できるのだ。久しぶりに、仕事を辞めて良かった〜という気持ちを思い出した。

移動した場所で私は、春日武彦さんの『自殺帳』を思い出していた。その本の中にも、妙に人を苛立たせる、精神疾患の男が登場するのだ。

彼もどことなく上から目線で、周囲から煙たがられる性質を持っていた。そして、電車に飛び込んで自殺してしまうんだ。その描写はあまりにインパクトがあって、私は数行飛ばし読みするくらい恐ろしい気持ちになった。サスペンス小説じゃないんだからやめてくれ…と思いつつ、一章だけ読んで寝たのが、つい昨日だ。

“自殺”と聞くと、「かわいそう」とか「誰も手を差し伸べる人がいなかったのかしら」と同情してしまうけど、言葉選びが壊滅的な人や、伝え方がヘタクソな人をそれでも受け入れて優しくするのって相当ハードだろう。私は「優しい人でいたい」という願望を持ってるけど、イヤな気持ちにさせてくる人の側で生活していくのはたぶん無理。逃げちゃう。

電話してるあの人も、単に攻撃的な男と言うんじゃなくて、いろんな人に逃げられて、心が弱る日があるのかもしれない。そう思えば優しくあろうという気持ちが出てくるかな?と思ったけど、思考と感情は別なので大して効果は無かった。よくも私の心をグワグワさせてくれたな??という気持ちの圧勝。
所詮、私に備わった優しさなんて、そんなもんだよな。

2025/01/07_無職日誌(107日目)

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暇真
私のnoteを見つけて、最後まで読んでくれてありがとうございます♡