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突然やってくるしんどい気持ち

しんどい気持ちがやってきた。

別に誰かに攻撃されたわけじゃないのに、勝手にくらって、勝手に傷ついてしまった。敵意を持って武器で刺された訳じゃないけど、通り過ぎる時にぶつかって怪我を負った、みたいなそんな感じ。

相手は悪くないのに、勝手にダメージを負ってしまう事が結構な頻度である。迷惑な話である。

そんな日は、心臓が重たくなる。
重たい心臓を動かすのには体力が必要だから、必然的に疲れるし、無口になるし、長時間の睡眠を取らなきゃいけなくなる。

それで寝て、少し時間を置いた後にもう一度できごとを振り返るのだけど、冷静になった頭で考えても、やっぱりしんどい事には変わりない。

「傷ついても仕方ないでしょ」
とどんなに意識の側から自分に伝えても、気持ち側は勝手にしんどいモードに突入してしまうから、こちらとしては出てくるまで待つしかない。

〇〇という発言を不快に思ったとか
〇〇という行動がイヤだったとか、何かしら具体的な攻撃を受けたわけじゃないのが、この問題の困ったところだと思う。

私は誰かの言動そのものによって傷つくというよりはむしろ、この発言の意図とは…とか、この発言が出てくるという事はつまり…とか、この程度で傷を負う私の社会不適合ぶりが…とかとかいらん事を無限に妄想して自分で傷口を大きくしている気がする。

「いちいち考えすぎだよ」と言われるから、口には出さないけど、考えないという選択は、自分の意思じゃできないんだから仕方ない。

思考をガチャッと切り替えられる人もいるかもしれないけど、私の場合は「聞かない」と決めても耳が音を捉えるのと同じくらい自然に、「考えない」と決めても考えてしまうんだ。

それで一回スイッチが入ると、負の妄想が止まらなくなる。私の欠陥を一つずつ挙げていったり、そう言えばその欠陥のせいでこういう事件がありましたね、と振り返ってみたり、事件時の気持ちに浸ってみたり。あとは、周囲から自分はこう見えているんだろうかというのを仮定して、憐れまれてるんじゃないかと被害妄想を膨らませたり、そういうの。

こんな風に散々妄想して、最後はいつも同じ。
「結局私は、ダメだから駄目だんだ」
「どこで何してたって私が私である限り人生はしんどいんだ」って自暴自棄な結論で締めくくる。

何も生み出さない。
ただしんどくなるだけの無駄な時間だ。
わかっているけど、この沈み込む時間は突然やってきて、私に無力感や諦めを抱かせてくる。私にとっては定例行事なのに、毎回新鮮に苦しいのがサイアク。

2024/09/24_無職日誌(17日目)

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