実は簡単! 牛肉の生ハム ブレザオラ
「ブレザオラ」というものを知っていますか?
これは、北イタリア、ロンバルディア地方の牛肉を乾燥させた生ハムです。厳密に言うと、塩漬けした肉製品のこを指すので、馬肉のブレザオラや鹿肉のブレザオラなどもあります。一般的な豚肉の生ハムと比べると、脂身が少なく、スパイスが効いてるのが特徴です。
今回はその作り方を紹介していきます!(※安全に配慮しておりますが、食べる際は自己責任でお願いします)
準備するもの
・ボウル
・バット
・網
・ビニール手袋
・ラップ
材料
・牛もも肉(ブロック) お好みの量
・塩 肉に対して5%
・砂糖 肉に対して2%
・黒胡椒 適量
・乾燥ハーブ 適量
・フェンネルシード(あれば)適量
※お肉は新鮮なものを選んびましょう。作業を行う際は直接手では触れず、必ず綺麗なビニール手袋などを使ってください。
作り方
砂糖と塩を合わせ、混ぜておく。ボウルに牛肉を入れ、合わせた塩と砂糖を満遍なく擦り込んでいく。終わったら、バットに網を敷いてその上に置く。(肉から水分が出るので、出た水分が肉に触れないようにするため)
上からラップをして、厚さによって2〜3日塩漬け。(今回のは3日)塩漬けが終わったら次は塩抜き。(このまま作ってしまうとかなりしょっぱくなります、、)ボウルに水を入れ、水に対して1%の塩を入れる。そこに表面を洗い流した牛肉を入れ、30分程塩抜き。塩を入れるのは塩抜きを緩やかに行い、塩抜きのムラを防ぐため。塩抜きが終わったら、キッチンペーパーでしっかり水気をとって、胡椒、乾燥ハーブ、フェンネルシード(あれば)を全体に満遍なく擦り込む。(胡椒には、殺菌・防腐効果があるので、ある程度沢山使いましょう)バットを敷いた網の上に載せ、ラップをせずに冷蔵庫へ。最初の5日くらいは水分が出るので、こまめにキッチンペーパーで水分をとる。塩抜きしてから10日くらいで食べ頃になります。薄くスライスしてサラダにのせると美味しいです!
※食べる前は変に匂いがないか、表面がベタベタしてないか確認してください。
※元々は保存食として作られたものなので、さらに熟成させることもできますが、ご家庭で作る際はなるべく早めに召し上がることをおすすめします。