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美味しいパスタの作り方!コツとポイント
今まで何万食とパスタを作った経験から、美味しくパスタを作るポイントを紹介します!
1、茹でる時は塩をたっぷりと
これは物凄く大事です。塩はケチらず沢山使いましょう!目安は1.5〜2%くらい。1リットルの水に対して15〜20gくらいです。中には3%という方もいますが、それだとかなりしょっぱいです。
なぜ塩を入れるかと言うと、まずは麺自体に下味をつけるため。塩を入れずに茹でると、いくらソースが美味しくても何だかボヤけた味になってしまいます。そして、食感をよくするため。塩はデンプンが粘化するのを抑えてくれるためアルデンテになりやすくなります。一度塩なしと塩ありで食べ比べて見ると違いがすごくわかると思います!
レストランで働き始めの頃、塩を入れるのを忘れて作ったら全然味が決まらず、すぐに先輩が気付いて指摘された覚えがあります(笑)
2、パスタはアルデンテに仕上げる
こちらもすごく大事。パスタは芯が少し残るくらいのアルデンテが一番美味しさを発揮します。これに関しては好みがありますが、茹ですぎてブヨブヨになってしまうとメリハリがなく、単調なものになってしまいます。目安としては標準の茹で時間の1〜2分前と言われますが、そのパスタによって違うので数字だけをあてにしない方が良いです。感覚的に言うなら、食べた時にちょっと芯が残って固いなと思うくらいで上げると、パスタと和えた後にちょうどいいくらいの硬さになります。わかりづらい方は、パスタを切って、断面に芯の部分が1ミリくらいの時に上げるとちょうど良いです。
余談ですが、アルデンテの歴史は浅く割と最近できたものみたいです!
3、ソースはしっかり乳化させる
こちらもよく言われることですがこれが結構難しいですね。乳化した状態はどのような感じかと言うと、水と油が分離せずに合わさってトロッとした状態。こうすることでソースがパスタにしっかり絡みます。オイルベースのソースの場合はフレッシュトマトを入れることで乳化しやすくなります。トマトソースの場合は、オリーブオイルをしっかり入れて煮込むことで乳化します。クリームソースの場合はソースの濃度を調節すれば大丈夫です。
乳化すると『ツヤ』が出るので、是非意識して作ってみてください!
この3点がしっかりマスターできれば、どんな食材でも美味しいパスタソースができます!