ラズパイ3とラズパイ4の消費電力を計測してみる。
先月、ついに電気代が1万円の大台を突破した。
一人暮らしでここまで電力を使ったのは初めてなので、驚き。
思い当たることは多々ある。
・オイルヒーター(600W程度)を使い始めたことと。
・小鳥のケージを保温していたこと。
・石油ヒーターではなくエアコンを使っていたこと。
ラズパイをつけたままにして観葉植物のデータロガーにしたいと思ったけど、電力が気になったので調べてみることにした。
電力の計測機器
昔買った(株)カスタムのECO KEEPER CUSTOM EC-03を使ってみる。
今はスマートプラグがあるから、昔ながらって感じがする。
株式会社CUSTOMとは?
初めて聞いた会社なので少し調べてみた。
ちゃんとした計測機器メーカーらしい。
計測と聞くとオシロやアナライザのAnritusやTektronixが思い浮かぶ。
あまり意識していないだけで、テスターとかは結構、CUSTOM社製を使っているのかもしれない。
ディスプレイ(モニター)の電力
お試しでディスプレイの電力を計測してみる。
待機電力:1W
動作電力(輝度100):39W
動作電圧(輝度50):26W
ディスプレイは輝度が電力差に影響あるようだ。
部屋が明るいとディスプレイの輝度も明るしないと観辛くなる。
なので、部屋は間接照明にして程よい明るさにし、ディスプレイの輝度は下げるのがいい。
負荷環境について
OSはRaspberry Pi OS を使う。
負荷は、stressコマンドによるCPU負荷のみ。
stressコマンドをインストールする。
引数 -c はコア数指定らしいが、適当に10にする。
pi@yukari:~ $ sudo apt update
pi@yukari:~ $ sudo apt updgrade -y
pi@yukari:~ $ sudo apt install stress
↑ ここらへんはインストールのいつものおまじない。
pi@yukari:~ $ stress -c 10
タスクマネージャからみると、一応、CPU負荷は100%にはなっている。
でもマウスとキーボードは動くので、100%といいつつSleepが入っているか、割込優先度により別処理が動けるのかもしれない。
ラズパイ3 電力測定
yukari@rp3bp:~ $ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Raspbian GNU/Linux 11 (bullseye)"
NAME="Raspbian GNU/Linux"
VERSION_ID="11"
VERSION="11 (bullseye)"
VERSION_CODENAME=bullseye
ID=raspbian
ID_LIKE=debian
HOME_URL="http://www.raspbian.org/"
SUPPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianForums"
BUG_REPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianBugs"
定格値:5V / 1.3A = 6.5W
無負荷時:2W~3W
高負荷時:4W~5W
ラズパイ4 電力測定
環境はRaspbianのbusterなので、ちょっと古い。
pi@yukari:~ $ cat /etc/os-release
PRETTY_NAME="Raspbian GNU/Linux 10 (buster)"
NAME="Raspbian GNU/Linux"
VERSION_ID="10"
VERSION="10 (buster)"
VERSION_CODENAME=buster
ID=raspbian
ID_LIKE=debian
HOME_URL="http://www.raspbian.org/"
SUPPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianForums"
BUG_REPORT_URL="http://www.raspbian.org/RaspbianBugs"
定格値:5V / 1.7A = 8.5W
無負荷時:3W~4W
高負荷時:5W~6W
CPU負荷だとアイドル時とあんまり変わらんね。
数ワットの違いなので、電力差分がどうこうは考えなくてよさげ。
原油高で灯油も100円を超えているから、これからは電力が
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