ホーチミンで餃子まみれ<中編~巨大揚げ餃子・バインセップ~>【ベトナム・ホーチミン】
2016/9/14投稿
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餃子はライスと一緒が最強か、ビールと一緒が最強か2年間ほど悩み続けているオウミです。
さて、前回の続きを。ホーチミンに着いて念願のバインボットロックを食べることができた私ですが、世界餃子ハンターとして、実はもうひとつホーチミンでやりたいことがありました。
何かと申しますと、ホーチミンの中華街へ行くこと。そこに美味しいと言われている餃子に老舗があるそうです。
(途中で見つけたベトナムのお寺)
安宿街のある1区から中華街までは4kmほど。タクシーに乗るのはもちろん、バスに乗ることさえ何だかためらわれたので歩いていってみることにしました。
外は日差しが強くて暑いし、車やバイクのクラクションがうるさいし、思っていたより遠いしで、すぐに後悔するのですが(ほんとバスでの移動をおススメします)、歩いていったからこそ出会うことができたベトナムの餃子があったのです![2016/07/04]
(歩いている途中に見つけた映画館)
(先の映画館から徒歩3分ほどのところに再び映画館を発見…!)
それが今回ご紹介する「バインセップ(Bánh xếp)」
ダラダラと歩いていると、通りに面した大きな揚げ物やさんを発見。こんなに暑いなかアツアツの揚げ物なんて食べる気にならねーなんて思いながら横目で店先の商品を眺めつつ素通りしようとしたら、見つけてしまったのです!これは偶然の出会いだったのか、運命の出会いだったのか…!
さて、この「バインセップ」一言で申しますと巨大揚げ餃子です。
(こんな風に並べられていました)
なかの具はお肉なのですが、なんと、うずらの卵まで入っています。これが一番の特徴でしょうか。
味は皆が想像する揚げ餃子以上でも以下でもありません。肉に特段味がついているというわけではないので、付属されていたケチャップを付けていただきました。
ただ、揚げ物であること、そして巨大なフォルムを有していることで、かなりガッツリとした餃子であることには間違いありませんでした!(20000ドン=約92円)
ちなみに「伊藤忍のベトナムめし大全」という記事によりますと、バインセップのような揚げ餃子は、ベトナム全土で見かけるが名前が変わるんだそうです。
日本だったら「揚げ餃子」の一言で済ませてしまうので、これはなかなか面白いですね!