田舎道を自転車で進んでブルーラグーンへ【ラオス・ヴァンヴィエン】
2016/7/23投稿
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ルアンパバーン5日目の朝、私は早朝発のミニバンでヴァンヴィエンという町に移動しました。(100000キープ=約1295円)[2016/6/16]
このヴァンヴィエン、当初は行く予定など全くなかったのですが、ラオスに行ったことがある旅人、そしてルアンパバーンで出会った人たちに話を聞くと、なかなか素敵な町だということ。ということで、予定を変更して行ってみることにしたのです。
聞いていた通り、小さな山々に囲まれた自然が豊かな町。ルアンパバーンもコンパクトな町という印象でしたが、ヴァンヴィエンはそれ以上。メインストリートは20分もあれば端から端まで歩けてしまうほどで、この道を歩いている人の半分以上が観光客。川沿いのカフェでのんびり過ごしたり、トレッキングやウォータースポーツなどのアクティヴィティに参加したり、ガンガンかかるクラブミュージックをBGMにお酒を飲みまくったり…まさにバックパッカーの町と言わんばかりのスポットです。
(セブン…イレブン…!?!?)
(パッタイはラオスでも定番メニュー!15000キープ=約195円)
そんなヴァンヴィエンの絶対外せないスポットといえば、「ブルーラグーン」。
町の中心から離れているため、レンタルバイクやトゥクトゥクをチャーターして行くそうですが、自転車で行くという強者も時々いるそうです。私はバイクに乗ったことがなく、かつ、貧乏バックパッカーなので、強者のうちのひとりになるべく自転車で行ってみることにしました。(レンタル代25000キープ=約322円)[2016/6/17]
今回は、ルアンパバーンから一緒だったMさんと、ヴァンヴィエンの宿が同じだった大学生Kくんとの3人旅です。
Mさんと私の自転車の遅さに比べて、Kくんの早いこと早いこと。……歳の差を如実に感じます。上り坂になるとぐんぐん話されてしまう…。それでも下り坂道になると私たちも早い!特にMさんが驚異的なスピードを出して先頭を走ることもしばしば(自転車ブレーキがきかなかったらしい)。
橋を渡って、川沿いのぬかるんだ道を走って……割と早めに「あ、これツラいな」と思って後悔。それでも頑張って足をシャカリキに動かし続けて、1時間かからない程度でブルーラグーンに到着!(自転車置き場代3000キープ=約65円)
ブルーラグーンはその名の通り、きれいなブルーの池。観光客や地元の子供たちが、飛び込んだり泳いだりして遊んでいます。
ブルーラグーンのとなりには洞窟もあるので探検してみました!湿度が高く、ムシムシと暑かったですが、ブルーラグーンではしゃぐ人々の声もここでは聞こえず、とっても静かです。
(こんなに蒸し暑いのに、ブッダは少し微笑んでいた…)
地図アプリを見たところ、ヴァンヴィエンの周りには、こういった洞窟がたくさんあるみたいです。探検、冒険好きの人にはいいかもしれません。
で、自転車のつらいところって、また同じ道同じ時間を自力で帰らなきゃいけないのが、つらいんですよね。
帰りのスピードは行きよりもずっとゆっくり。景色を楽しみながら自転車をこぐ感じ。疲れてゆっくりなのではなく、あくまで景色を楽しみながら進んでいる感じ!!
途中で話しかけてきたラオスの子供たち。「フォトフォト」言うから、写真を撮ってほしいのかと思って撮ってあげたら、お金を請求されました。…もちろん渡しませんでした。もっと可愛かったら少しぐらいあげてもよかったけど…。
(ね、こなれた感じで、あんまりかわいくないでしょ?)
…っていうのは嘘で、「そんなんに頼ってたらまともな大人にならないよ!」って叱りました。日本語で。こういうときって本当に難しいよなぁ。思い返せば、ラオスでは子供関係で複雑な気持ちになることが多かったな。くったくのない笑顔(と言い切っていいのかは怪しいが)の裏側に生活の二文字が見える子が時々いたんですよね…。