フエ2大グルメ「バインコアイ」「ブンボーフエ」が旨すぎてもう一度食べたい【ベトナム・フエ】
単純にすごいなと思った。だって、本当にもう一度食べることができてしまっているんだから!しかも「ブンボーフエ」を出しているお店は、地理的に近いダナンでもよく見かけるので、数ある麺料理のなかでも3週間に1回くらいはリピートしてる。こんなこと、今回のブログを書いている当時は一切想像していなかったのに。本当に、人生何があるかわからないな。
2016/8/13投稿
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さて、ブログは前々回からベトナム編に突入中です。
私のスケジュールでは、フエは1泊のみ。…にも関わらず、実は王宮をまわっているときに若干熱中症気味に。実は王宮のとある場所で2時間くらい動けずにぼーっとしていました。
リクライニングシートバスでの車中泊、ほとんど寝れていないなかで朝一番からの行動、旅の疲れ、ベトナムの暑い日差し…など諸々の要素が重なってこうなってしまったのでしょう。
しかし何度も言いますが、私のスケジュールでは、フエの滞在は1泊のみ。せっかく名物料理がある町にいるのに、それを食べないなんて言語道断。旅のエネルギーを取り戻すべく、2つだけですが食べてきました。[2016/6/26]
■バインコアイ
別名「ベトナム風お好み焼き」 。ベトナムでお好み焼きといえば「バインセオ」が有名ですが、フエのものはちょっとだけ違います。米粉とココナッツミルクでできた生地に、もやし、豚肉、エビなどの具など、基本的な部分はほとんど同じです。が、その食感と味が一味違うんです!
バインコアイはなんといっても、パリッパリッの食感が特徴!私が食べたお店では、小さなフライパンに油を敷き、生地を流し込み具材を入れ蓋をしめ少し蒸し焼きにしたところで、油を再び再投入!つまりお好み焼きやクレープの生地を揚げ焼きにしたような感じの作り方をしていました!こうしてできた生地は厚めなので、食べごたえがあります。
(全ての食材が他の食材同士とも、ゴマダレともピッタリという、まさに夢の共演!)
また、タレも違います。ベトナム料理の定番タレ「ヌクマム」ではなく、バインコアイはピリ辛のピーナッツ入りゴマダレで食べるんです!!なんとまぁ日本人好みの食べ方なこと!!
バインコアイの生地や具は特に味付けはされていないので、素材そのもののシンプルな味。一緒についてくる生野菜と一緒にゴマダレで食すのですが、蒸し焼き状態の豚肉がタレとめっちゃ合うんです!かなりうまい!
1枚ではお腹いっぱいにならないので、みなさん何枚か注文していました。 1枚25000ドン(約115円)。
「ベトナムでもう一度食べたいもの何?」って聞かれたら、迷わずこのバインコアイをあげますね!
■ブンボ―フエ
「ブン」という米粉麺、「ボー」と呼ばれる牛肉から作ったスープ、そして肉でいただく麺料理。
ベトナムの麺料理といえば「フォー」を思い浮かべる人も多いと思いますが、それと同じくらいポピュラーなのが「ブン」。フォーが平麺なのに対し、ブンは冷や麦よりちょっと太いくらいの麺。そんなブンのフエスペシャルバージョンが「ブンボ―フエ」 !
スープはかなりあっさりとしていて、レモングラスや多分、魚醤も入っています。スープの色の割にはちょい辛めです。調子にのって勢いよく、すすりまくると咽るパターンのやつ。そして調子にのって勢いよく、スープを飲み干そうとすると咽るパターンのやつ。(←実際そうなった)…なので皆さん、お気をつけて。
ちなみに私が食べたお店の具はかなり豪華で、生野菜はもちろん、豚肉や牛肉、魚のつみれ、それに巨大なハツまで入っていました。30000ドン(約138円)
フエの皆さんは朝ごはんとして食べるそうですよ。
ああ、ブログ書いてたらお腹空いてきた!
「もう一度食べたい!」そんな、フエの激ウマご当地グルメでした。