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§1.初のArduinoプログラミング 「LEDの点滅」
Arduinoでプログラミングを始めるとき、まずよく行うのが「LEDの点滅」です。LEDを点滅させるプログラムはとても基本的で、Arduinoの使い方に慣れるための練習にぴったりです。
この章では、Arduinoとブレッドボードを使って、LEDを点滅させる方法を学んでいきます。
1.配線をしてみよう
まず、LEDをArduinoに接続します。以下のように配線してください。
・LEDの長い足(アノード)を13番ピンに、短い足(カソード)をGND(マイナ
ス)ピンにつなぎます。
・LEDの取り付け方向に注意してください!正しい方向でないと光りません。
![](https://assets.st-note.com/img/1731747549-N7gdIHeXUj2KYqt4iZA0kwfS.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1731747603-nmrSHD8difbk7RqKWI0CtL1e.png?width=1200)
2. 基本のプログラムを書いてみよう
次に、Arduinoにプログラムを書き込みます。Arduino IDEを開いて、以下のプログラムを入力してみてください。
void setup() {
// 初期設定をここに書きます
pinMode(13, OUTPUT); // 13番ピンを出力用に設定
}
void loop() {
// ループ処理をここに書きます
digitalWrite(13, HIGH); // LEDを点灯(HIGHは「1」を意味します)
delay(1000); // 1秒間待つ
digitalWrite(13, LOW); // LEDを消灯(LOWは「0」を意味します)
delay(1000); // 1秒間待つ
}
3.プログラムの意味を解説
このプログラムでは、以下の2つの関数が重要です。
setup()関数
Arduinoを起動したときに1回だけ実行されます。
ここでは「13番ピンを出力用に設定する」という初期設定を行っています。
loop()関数
電源が入っている間、ずっと繰り返し実行されます。
この中で、LEDを点灯(HIGH)させたり、消灯(LOW)させたりしていす。
delay(1000)は、「1秒間待つ」という命令です。
4.プログラムを実行してみよう
プログラムを書き終わったら、次の手順で実行します
Arduinoをパソコンに接続する。
IDEの左上にある「書き込み」ボタンを押して、プログラムをArduinoに送る。
LEDが1秒ごとに点灯と消灯を繰り返していれば成功です!
※ポイント
・ピン番号
プログラム内で使った「13番ピン」は、Arduinoの基板上に番号が振られている場所を指します。これを変更することで、別のピンでも同じプログラムを動かせす。
・デバッグ
もしうまく動作しない場合は、配線やピン番号が正しいかを確認しましょう。
これで、LEDの点滅プログラムが完成です!
私が代表を務める山形県のジオアルピーヌ合同会社では、多様な回路の設計および試作製造を承っております。
企業様向けのサービスはもちろん、学校教材としての電子回路設計・製作にも対応しております。
さらに、「ロボット」を例に挙げれば、回路設計や機械設計、部品調達からパッケージングまで、ワンストップでサポートいたします。
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