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§1.初のArduinoプログラミング 「LEDの点滅」

Arduinoでプログラミングを始めるとき、まずよく行うのが「LEDの点滅」です。LEDを点滅させるプログラムはとても基本的で、Arduinoの使い方に慣れるための練習にぴったりです。
この章では、Arduinoとブレッドボードを使って、LEDを点滅させる方法を学んでいきます。


1.配線をしてみよう

まず、LEDをArduinoに接続します。以下のように配線してください。
・LEDの長い足(アノード)を13番ピンに、短い足(カソード)をGND(マイナ
 ス)ピンにつなぎます。
・LEDの取り付け方向に注意してください!正しい方向でないと光りません。

配線図


抵抗の接続例

2. 基本のプログラムを書いてみよう

次に、Arduinoにプログラムを書き込みます。Arduino IDEを開いて、以下のプログラムを入力してみてください。

void setup() {
  // 初期設定をここに書きます
  pinMode(13, OUTPUT);  // 13番ピンを出力用に設定
}

void loop() {
  // ループ処理をここに書きます
  digitalWrite(13, HIGH);  // LEDを点灯(HIGHは「1」を意味します)
  delay(1000);             // 1秒間待つ
  digitalWrite(13, LOW);   // LEDを消灯(LOWは「0」を意味します)
  delay(1000);             // 1秒間待つ
}

3.プログラムの意味を解説

このプログラムでは、以下の2つの関数が重要です。

setup()関数

  • Arduinoを起動したときに1回だけ実行されます。

  • ここでは「13番ピンを出力用に設定する」という初期設定を行っています。

loop()関数

  • 電源が入っている間、ずっと繰り返し実行されます。

  • この中で、LEDを点灯(HIGH)させたり、消灯(LOW)させたりしていす。

  • delay(1000)は、「1秒間待つ」という命令です。


4.プログラムを実行してみよう

プログラムを書き終わったら、次の手順で実行します

  1. Arduinoをパソコンに接続する。

  2. IDEの左上にある「書き込み」ボタンを押して、プログラムをArduinoに送る。

  3. LEDが1秒ごとに点灯と消灯を繰り返していれば成功です!

※ポイント

・ピン番号
プログラム内で使った「13番ピン」は、Arduinoの基板上に番号が振られている場所を指します。これを変更することで、別のピンでも同じプログラムを動かせす。
・デバッグ
もしうまく動作しない場合は、配線やピン番号が正しいかを確認しましょう。

これで、LEDの点滅プログラムが完成です!


私が代表を務める山形県のジオアルピーヌ合同会社では、多様な回路の設計および試作製造を承っております。
企業様向けのサービスはもちろん、学校教材としての電子回路設計・製作にも対応しております。
さらに、「ロボット」を例に挙げれば、回路設計や機械設計、部品調達からパッケージングまで、ワンストップでサポートいたします。

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