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中世のチェコにタイムスリップ?

中世の街にタイムスリップするって映画みたいでワクワクしますよね。
私はプラハに住んでいて周りの建築物は歴史あるものばかりで移住した当初はどこか異世界にいるような気持ちでした。(周りを歩いている人はチェコ人なんですけどね。笑)
そんな中生活に慣れてきて、プラハの中世の街並みにも慣れてきたころ、会社の同僚があるイベントに誘ってくれました。

Tajemství zaniklých řemesel (職人の消えた秘密)

場所はプラハからバスで30分程度離れた小さな街ブランディース ナド ラベン(Brandýs nad Labem) というところで週末の2日間にに渡って行われていました。

その街にあるお屋敷の敷地を全て貸し切って行われるいベントで敷地に足を踏み入れると、そこは別世界。歩いている人たちも、子供達もイベント主催の方達は皆中世の職人の格好をしていました。

お屋敷の外では煮込み料理や鍛冶職人の人たちが中世のその職業の人たちよ服装を身に纏って剣城や料理を作っていました。

今回はたくさんの写真でチェコの中背の職人の姿をお見せできればと思います。

guláš (グラーシュ)煮込みシチュー
隠し味でビールを入れていました。

煮込み料理のグラーシュは隠し味にビールが。
お肉も低温でしっかり煮込まれて、ほろほろして美味でした。


鍛冶屋の職人

屋内のイベント

屋敷内では靴下や弓矢、人形などが展示されていました。

下の写真はペルニークというジンジャークッキーの歴史とそのお手本が展示されており、そのジンジャークッキーの飾り付けなどもお試しで体験できました。

お屋敷の素敵な壁画

なんと中世には靴下を作る職人もいたそうで、年代ごとに靴下の織り方、編み方が全く異なり、形も踵の角度が90°とかなり角張った靴下もありました。

ジンジャークッキーも時代が変わるごとに材料が変わり、昔のものは少しびっくりするような味でした笑😆
ジンジャークッキーの変遷から砂糖は高級品だったことがわかります。

おわりに

いかがでしたか?年に数回こういったチェコの歴史や昔の人の暮らしぶりを感じられるイベントがプラハのはずれや他のチェコの街で行われているので、機会があれば是非訪れてみてください☺️

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