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伝統芸能 記事まとめ

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伝統芸能について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#伝統芸能」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2024年4月の記事一覧

Interview早稲田宝生会対談企画〜学生能の今昔〜

十月ごろ、早稲田宝生さんに対談企画を依頼したいと、さらさ係の倉藤さんからお話を頂きました。そこで、十一月五日に数年振りに開催された早稲田大学能楽連盟秋季公演へ足を運んで頂いた先輩方に、スケジュールの間を縫って対談をお願いし、急遽実現に至りました。対談記事を執筆するに際して、対談に協力して下さった稲門宝生会の諸兄に改めて感謝申し上げます。 ・日時・令和五年十一月十二日十一時 ・場所・宝生能楽堂前ニューヨーカーズ・カフェ (宝生会定例能前後に能楽ファンが集う) ・対談の御相手 •

大阪ぷらぷら未満日記

聖霊会(しょうりょうえ)を見に行き、たかったんである……。 大阪市にある四天王寺で毎年4月22日に行われる盛大な法要。 4月22日は寺を建立した聖徳太子の命日に当たるらしい。 法要の意味だとか必要性だとかは良く理解していないが、とにかく雅楽を見たかったんである。笙や篳篥などは馴染がないし、舞楽というものは見たことがなかった。 今の時代、Youtubeでも漁ればいくらでも資料は出てこようが、だからこそ生で見ることに意義がある。 あと、無料だし。 ありがたいことに四天王寺は

着物で文楽観劇

文楽の観劇を始めて早8年ほどになりますが、その時その時で楽しみ方が変わってきております。最近は着物を着ていくのが楽しみの一つです。 文楽は伝統芸能だけあって、お着物で観劇される方も普通におられるので、随分前から、「いつか着物で観劇したいなぁ」と思ってました。和装の方は、全体の1割くらいでしょうか。 遠い昔に茶道をやっていた頃に着物を着たことがあるので、10数年ぶりに着物で観劇にチャレンジしてからというもの、着物を着ることが文楽観劇の楽しみの一つとなっております。 私は、

「vol.5」周りの人に刺激を受け『頑張れる源』になった

若者の転出超過が続いている、兵庫県三田市を舞台に市内の団体や企業が抱えるミッションを学生が一緒に考える体験活動を通じて、自分や地域の可能性を考え、若者が「三田市に残る」「三田市に関わり続ける」という選択肢を持つことを目的とする、その名も【スモカモスプロジェクト】 https://note.com/sanda_sumokamosu/n/n1645506ba2ec スモカモス概要についてはこちらの記事を!♩ 第5回目は、3期生のあやなです! ースモカモスに入ったきっかけを

翁のことほぎ

「ことほぎ」は、「寿ぎ」や「言祝ぎ」とも書かれ、結婚などの祝儀の場面には、寿(ことぶき)があふれます。 今は少なくなりましたが、婚約に際しての結納の品々の中に高砂人形があったり、結婚の披露宴では親戚の長にあたる男性が『高砂』を謡うなどして、若い二人の和合による子孫繁栄と共白髪の老になるまでの長寿を祝い願ってきました。 こうして古来より日本では、子孫繁栄の証として「寿」「若」「結」「老」が、順にめぐり続けることが、めでたいこととされてきたのです。 そうした「一族の再生」の

能楽、海を越える④-1【宝生和英 先生】公演編🇮🇹イタリア、ミラノ

🌏能楽、海を越える✈️ 海外公演を経験された先生方に 海外で能はどのように受け入れられているか、 公演から学んだことや気づき、苦労したことなどをお話いただきます。 また、観光編として、能楽師がおすすめする観光情報も掲載していきますので、 ぜひ今後の旅のご参考にどうぞ! 第4回目は シテ方宝生流第二十代宗家、 宝生和英(ほうしょう かずふさ)先生です。 ミラノでの公演についてお話いただきました。 ──ミラノ公演はいつ開催されましたか。 今年の2月5日にミラノのTeatr