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日本の「和楽器」は、美しい音色や、和と洋のコラボなどで世界中の音楽業界から注目を浴びている楽器です。 時代の変化に合わせて進化してきた和楽器は、誇るべき日本の伝統のひとつです。 職人の手によりひとつひとつ丁寧に作られていて、その手法や背景にある歴史を詳しく知ると、とても奥深い楽器が多いです。 今回、日本の伝統的な楽器である和楽器について、解説いたします。 〈目次〉 1.和楽器とは (1)日本古来の和楽器 (2)仏教と共に伝来した和楽器 (3)江戸時代に町民から愛され
とても素晴らしい経験が出来たのに 3歩歩いたら忘れてしまう可哀想な子なので、今日のことは今日のうちに(あれ、もう明日だ…) セルリアンタワー能楽堂でおこなわれた「渋谷能第四夜」へ行ってきました。 昨年末の肥後古流さんの歳暮の茶会で奥津健太郎さんとご一緒させていただいただいた事がきっかけです。 終始ニコニコとされていてとても穏やかな奥津さんの狂言がみてみたい!! 奥津さんのInstagramはこちら ご出演される舞台をネットでググっていたら「渋谷能」にたどり着きました。
今回は小ネタです。葦の舎あるじの孫娘タツ、すなわち私の祖母が持っていた写真、撮影時期はいつで写っているのは誰なのか、考察してみました。答えは、はたして。先にいっておくと、わりと中途半端です。 証明写真サイズのちっさな写真 「ある歌人神官がみた明治」では、私の父方の高祖父(4代前の先祖)、“葦の舎あるじ”が書き残していた歌集『随感録』を読み解いている。 葦の舎あるじの戦前・戦後の写真を、私の祖母タツは何度か引っ越ししながらも、ずっと保管していたようだ。 当人は認知症
2024年3月2日(土)は石巻市雄勝町の道の駅「硯上の里おがつ」で、【船は、ゆく】という公募展。 そのオープニングで「雄勝町胴ばやし獅子舞味噌作愛好連」の獅子舞と「伊達の黒船太鼓」の創作和太鼓の公演でした。 両団体に所属しているので、どちらとも同じイベントで出演するのはとても久しぶりで、かつ僕と同じく両団体に入っている神山さん(前黒船会長、現愛好連会長)とのデュオでの演奏。 2年ぶりくらいのデュオだったので、感覚を合わせる練習もあり笛と太鼓に集中した2月の練習でした。
毎週水曜日は私の所属する能楽サークル、早稲田宝生会の学生稽古が行われます。 まだ見ぬ、新入部員というお客さんを想像すると、自ずと緊張感が高まるものです... 四月から始まる新歓では、何としてでも一年生に来てもらいたい...!! 我らが早稲田宝生会はここ数十年、部員が数年に一人入ったらラッキーという感じの過疎サークルでした。 しかし昨年、努力の甲斐あって、 なんとなんと七人もの新入部員を迎えることができました🥳 新生・早稲田宝生会の幹事長として、 責任感とワクワクを胸に日々
国立劇場おきなわは今年で開場20周年を迎えた。2024年年初めの公演、「祝いの宴」からスタートし、いくつかの記念公演が行われていた。いまさらながら私も入子踊に出演し、感慨深くも貴重な経験だったと改めて思う…。 そして、先日。開場20周年記念公演の締めくくりに、2日間にわたり組踊と沖縄芝居の4作品上演するという、壮大な公演が行われた。 17日(日)は、第一部で、琉球舞踊「かぎやで風」組踊「執心鐘入」を、第二部で、沖縄芝居「薬師堂」が上演され、私は二部に少しだけ出演。 薬師
こんにちは、ぷるるです。 昨年の初観劇から、『能』にすっかり心奪われた私。 その熱は冷めることなく、今年も1月と3月に観劇をしてきました。 さすがに3回目ともなると、あれこれ思いを巡らす余裕が出てきます。 例えば「能、歌舞伎、オペラの違い」についてなど・・・。 意外にも『能&歌舞伎』より、『歌舞伎&オペラ』の方に共通点が多く感じられ、私は驚いてしまいました。 そんな素人視点の「ゆる考察」。 お楽しみいただけたら、幸いです。 意識の切り替え方 舞台には、たいてい幕
雅楽の歴史 | 中国・朝鮮・日本雅楽は古代以来もっとも長い歴史をもつ東アジアの音楽です。 中国で成立し,朝鮮,日本,ベトナムなどの王朝国家に伝えられてきました。ベトナムの雅楽は「ニャニャック」として現在も残っています。 日本の雅楽は中国と朝鮮との縁が深いので、中国、朝鮮の雅楽の歴史と日本の雅楽の歴史をなぞってみます。 【中国の雅楽】 ・春秋時代(前8~前5世紀)に儒教の礼楽として用いられ成立し発展した「雅声」を孔子が尊重したことに始まります。 ・戦国時代(前5~前3世
こんにちは!探究学舎のホッシーです。 現在三鷹校舎で行われている中高生向けのリアル授業の様子をお届けする授業レポート第八弾! 今回は「日本文化編」の様子をお届けします! まず初めに、授業の様子をいくつかご紹介!! 中高生授業は、毎週水曜〜土曜の19時から三鷹校舎で開催中で、2ヶ月で1テーマを扱う形式(1テーマは合計8回で完結)です。 第一弾から第七弾までの授業レポートはこちらのマガジンをご覧ください! 授業のコンセプト 日本らしいものは?と聞かれたら、みなさんは
前回の投稿では朝倉大輔先生に 韓国と香港での公演についてお話いただきました。 こちらの記事では、【観光編】として 大輔先生の香港での裏話をご紹介します。 🇭🇰香港の印象 香港に行くと経済成長のスピードを感じました。市街に出れば建設ラッシュで、日本では考えられないような竹の足場を使っていたり。ビジネスで来ている海外の方も多かったですね。 あと、香港の印象としてはコインランドリーがすごく充実している場所だなと思いました。香港は部屋が狭くて洗濯機が各家庭にないようで、僕らも全員
こんにちわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<花粉がやたら飛んでる気がします>ミツルギです。 『落語家になれなんだ男』稽古始めました。 まあ、11月の末にやっていたので、3カ月ちょっとお休みしていただけなのですが、すぐできるものではないのですよねー。 とりあえず、思い出してもらいます。 台本を読んでもらうことから始めます。 前やったことをなぞるのではなく、再度作るのです。 さらに踏み込んで深く、さらに軽やかにお届けしたいと思ってます。 とfaceb
こんにちは(,,>᎑<,,) さがトーラスのたみです🌿 今年の3月3日は…🎎🌸 人生で初めての 能楽を観て来ました〜👏👀✨ ˗ˋˏ きっかけはお客様とのお話 ˎˊ˗ この佐賀 鹿島の土地に とても立派な能楽舞台があり そこで東京から佐野登先生をお招きして 毎月市民の方向けにお稽古されている そうです👀✨ 生の雅楽演奏とともに その集大成的な発表会があるとの事で 歴史や伝統文化好きの私としては もうこれは能舞台に立つ
宝生流能楽師にインタビュー 🌏能楽、海を越える✈️ 海外公演を経験された先生方に 海外で能はどのように受け入れられているか、 公演から学んだことや気づき、苦労したことなどをお話いただきます。 また、観光編として、能楽師がおすすめする観光情報も掲載していきますので、 ぜひ今後の旅のご参考にどうぞ! 第3回目は 朝倉大輔(あさくら だいすけ)先生です。 韓国と香港での公演についてお話いただきました。 ──海外公演はどの国でされましたか。 初めての海外公演は、僕が藝大生の
今日は、人形浄瑠璃文楽を観に行きました。 上演場所は、戸畑市民会館大ホール。博多駅から小倉駅まで新幹線で行き、小倉駅から戸畑駅まで普通電車で戻ります。昼の部、夜の部、両方観たので一日がかりでした。 毎年三月に大阪に本拠を置く文楽協会が地方公演でこの会場に来るので、数年前から観ています。 昼の演目は、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)、夜の演目は、桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)でした。 文楽には、時代物と世話物がありますが、義経千本桜は時代物、桂川連