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伝統芸能 記事まとめ

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伝統芸能について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#伝統芸能」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2023年11月の記事一覧

蝋燭能 世阿弥の平家物語          銀座花伝MAGAZINE Vol.48

#世阿弥  #平家物語 #小宰相局 #能    #通盛 #夫婦愛 #坂口貴信 12月は「限りの月」。一年の最後を飾る呼び名そのままに、銀座4丁目のライトアップは限りを尽くしての豪華な趣向の舞台が始まるかのようだ。 中でも日本の伝統工芸・綴織をモチーフとして建てられたGINZA PLACEビルは、雪とクリスマスをテーマに赤く輝くオーナメントを思わせる装飾が施されていて、どこかほっこりとした和と洋の競演だ。 銀座中央通りに並ぶ店々は、シルバーやゴールドが煌めくモールの表情を

京都へ行こう❣【211】

今回は、3年ぶりに開催された『鹿王院』の 夜間特別拝観に行って来ました。 (12月17日まで。月曜日はお休みです) 嵐電『鹿王院駅』より徒歩4分。 初めて行きましたが、ちゃんと曲がり角に案内が出ていて親切。絶対に迷いません! ちなみにJR『嵯峨嵐山駅』から徒歩10分です。 山門特別拝観は、5時半からスタート。 私は4番目に到着。 各日150人限定となっていますが、平日なので20~30人位でした。 こちらは事前予約制。受付で予約フォームの QRコードを見せて、パンフレット

新生 白河実業高等学校の取り組み          福島県立白河実業高等学校(白河校舎&塙校舎)

 令和5年4月、福島県立白河実業高等学校と福島県立塙工業高等学校の統合により、新生 福島県立白河実業高等学校が開校しました。  本校は、工業科(機械科、電気科、電子科、建築科)と商業科(情報ビジネス科)、そして令和6年度まで学びを継続する農業科の3つの大学科を有する県内唯一の専門高校です。「勤勉」「至誠」「創成」の校訓のもと、高度な専門性と豊富な経験を生かし、地域社会の産業や文化の発展、地域創生に貢献する人材の育成に努めています。  今回こちらの記事では、【塙校舎】の「地域探

大阪歴史博物館―歌舞伎と芸能の本場大阪をその痕跡と重ね合わせて見る最初の小さな旅(1)(2023年10月。写真中心)―

北海道の札幌近郊への小さな旅(以下の幾つかの記事)では、かつて栄えた「農村歌舞伎」の痕跡を探った。 それに対して大阪は、現在はそれ程盛んではないとはいえ、生きている歌舞伎や人形浄瑠璃を日常的に見られる町であり、歌舞伎が発祥した京都にも近い。また、かつて栄えた劇場類も周辺に数多く存在する。従って純粋に痕跡を辿る旅にはならないが、しかし歌舞伎や人形浄瑠璃の全盛期としての江戸時代や遅くとも昭和初期までと比較すれば、現在の大阪もまた歌舞伎等に関しては痕跡としての性格を多分に持った町

私に『能』を語ることができるのか。

先日の連休、私は人生で初めて『能』を見た。そう、我が国の伝統芸能である。 結論から言うと、私は『能』がとても気に入った。 「とても気に入る?」 我ながら、なんという上から目線か。 能の歴史は室町時代に始まり600年、対してこちらはたかだか52年。 申し訳ござらん、重要無形文化財殿に対して無礼千万であった。 さらに若い頃「能面、キテるよね」と笑ってきた過去も私を責める。 でも今は心を入れ替え、己の未熟さを猛省しているので許してほしい。 そう、私は観劇して初めて気づい

【地域連携・岩泉高校魅力化】秋のアオハル!(高校生による地域復興支援「郷土芸能フェス」)

 令和5年11月4日(土)、道の駅いわいずみを会場に、「地域復興支援 郷土芸能フェス」を開催しました。このイベントは、「自分たちが活動する郷土芸能を地域の活性化に生かせないか?」そんな高校生の声が、大人を動かし、地域を巻き込み、そして趣旨に賛同した県下の高校生が岩泉の地に集い実現したものです。郷土芸能の取り組みを地域復興に生かす、いわての復興教育推進事業の一環としても位置づけています。  また、高校生を中心に一高校が企画し、内容から運営まで高校生が担うという、県内初となるこの

⑦平成中村座小倉城公演ナビ昼の部 かぶきDOU其の32アフタートーク

いよいよ始まりました平成中村座小倉城公演!かぶき DOU では平成中村座公演ナビとしてシリーズでお届けしております。  7 回目の今回は、昼の部観劇レポをお届けしました。 平成中村座名物 三十軒長屋 チケットをお持ちでない方でもお楽しみいただけるのが三十軒長屋最大の魅力です。 オープンは午前10時、終演時間午後7時45分ごろまでお楽しみいただけます。 入り口の両サイドには積樽(つみだる)に木製の三角アーチがあしらわれた特徴的なデザインです。入り口横には緋毛氈(ひもうせん

能にまつわるあらゆる話。日本人の根源的な精神性。

今回は、能に見られる日本人の精神性の話。 日本の能は、世界最古のミュージカルである。誕生は14世紀半ば(室町時代)。シェイクスピアの時代よりも3世紀早い。 将軍・足利義満の支援もあり、ある父子が大成させた。 父は観阿弥(かんあみ)子は世阿弥(ぜあみ)。 ちなみに。ヨーロッパは、この頃、ルネサンス。(最も端的で適切に言って、Go back to Greco-Roman culture. 今回はこの話はしない) 世阿弥が生み出した数々の作品は、現代でも、忠実に演じられてい

お稽古場探訪⑪【武田伊左 先生】文京区の稽古舞台

宝生流能楽師の先生とお弟子さんに 能を「習うこと」の魅力をお話いただきます。 「能を習ってみたいけど、誰に習ったら良いか分からない。 先生の雰囲気を知りたい。 稽古場の情報を教えてほしい。」 という方はぜひご参考にどうぞ! 第11回目は 武田伊左(たけだ いさ)先生です。 東京都文京区でのお稽古についてお話を伺いました。 ──伊左先生の稽古場情報を教えてください。 東京都文京区(有楽町線の江戸川橋駅より徒歩約8分、丸の内線の茗荷谷駅より徒歩約10分の場所)でのお稽古は