展覧会レポ:渋谷区立松濤美術館「杉本博司 本歌取り 東下り」
【約3,400文字、写真約40枚】
渋谷の松濤美術館で行われている「杉本博司 本歌取り 東下り」に行きました。その感想を書きます。
結論から言うと、
❶杉本博司の考えや「本歌取り」の理解が進んだ、❷色んなジャンルの作品があるため見応えあった、❸いつ行っても松濤美術館の建築は格好いい、❹鑑賞する側に立ったキュレーションの工夫がもう少しほしい。
▶︎訪問のきっかけ今年、杉本博司の展覧会などに何度か足を運んだ際、彼の表現の幅の広さに驚きました。幅の広さゆえ、彼のメッセージや本質