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【SQL】演算子の使い方を例文を用いて解説(練習問題あり)

演算子では、指定したカラムを計算することができるようになります。+で加算、- で減算、 * で乗算、 / で除算(割り算)ができるようになります。
そんな演算子を初心者でも理解しやすいよう、例題を用いて、徹底解説していきます。

演算子の基本構文

演算子は以下の構文を使うことで条件指定できる。

SELECT
 カラム1 + カラム2
FROM
 テーブル

3つ以上のカラムを計算したい場合も、

カラム1 + カラム2 + カラム3 ・・・+ カラムn

というように書くことで計算を実施できる。

上の図で、「全商品の税込み金額」を知りたい場合、

SELECT
 商品名,
 単価 + (単価 *消費税率)
FROM
 商品別・消費税率

とクエリーを書くことで、抽出することができる。

演算子の練習問題

練習問題を通じて、実践的に演算子の用法を理解していく。

練習問題 : 「商品別・消費税率テーブルから、『単価が500円以上の商品における税込金額』を抽出しなさい」

今回は、where条件を用いた演算子の活用を行う。

where句の復習はこちらから👇

回答は以下である。

SELECT
 商品名,
 単価 + (単価 *消費税率) as "税込み金額"
FROM
 商品別・消費税率
WHERE
 単価 >= 500

結果は以下のように抽出される。

演算子でよくあるエラーと解消法

演算子でよく起こるエラーと、その解消法を解説していく。

カラムがnull(空白)になっているケース

演算子ではnullの場合、計算にエラーが生じるをよく見る。

このようにワインの単価が空白になっている場合などだ。

その場合、

商品名 != ワイン

と書くことでエラーは解消される。
もしレコード数が数万・数十万とあり、nullを見つけるのが困難な場合は、

SELECT
 商品名,
 (isnull(単価,0) + (単価 *税率))
FROM
 商品別・消費税率

とクエリーを書くこともできる。(isnull関数を用いることで、単価がnullの場合は0に置き換えられる

最後に自己紹介

はじめまして、ニューズピックス(https://newspicks.com/)でマーケターをしている平野佑樹です。
普段は、JobPicksというジョブ型キャリアを支援するWebサービス(https://job.newspicks.com/)を運営しており、

  • SQLやGoogle Analyticsを用いた分析

  • TwitterをはじめとしたSNS運用(ショート動画にも挑戦予定)

  • メールマガジン運用

  • Google Optimizeなどを用いたA/Bテスト

  • Search Consoleを用いてコンテンツSEOや開発に関わるSEO施策

など、幅広く業務を担当しています。
マーケターの業務を後押しするtipsをnoteにて発信しております。
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