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【趣味】スパイスカレーには底なしの沼世界があった

スパイスの刺激的な香り、玉ねぎやトマトの炒め方一つで味が変わってしまうような科学的探究心、あらゆる食材を混ぜて楽しめる多様性。

これらを兼ね備えた最強のフード「スパイスカレー」。

今回は、そんなスパイスカレーの扉を開くべく、

・スパイスカレーの豆知識
・実は豊富にあるスパイスカレーの種類
・オススメのお店3選

を紹介していこうと思う。

豆知識:インド人は「スパイスカレー」と言わない

世間一般でいう「スパイスカレー」はインドのカレーがイメージされるだろう。

しかしインド人は、スパイスカレーとは言わないそう。

というのも、インド人は、日本人にとっての醤油や味噌の感覚でスパイスを普段から使っている。

そのため、インドには何種類ものスパイスを使った料理やスープがあり、その一つがカレーなのだ。

そのため、わざわざ「スパイスカレー」と呼ぶことはありません。

インドカレーの種類は東西南北でそれぞれ違う?

みなさんが想像するインドカレーは、北インドカレーなのです。

北インドカレーの特徴は、牛乳や生クリームを使ったとろみのあるカレーで、「ムルグマッカーニ(バターチキンカレー)」や「キーママター(キーマカレー)」「パラクパニール(ほうれん草とチーズのカレー)」などが代表格です。

北インドカレーにはガラムマサラやシナモン、ターメリックといったスパイスを主に使っています。

小麦からなるナンやチャパティといった主食を合わせるのも北インドの特徴だと言えますね。

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しかし、南インドや東西インドにいくと全く違うカレーを味わうことができるのです。

次に紹介する南インドカレーの特徴は、カレーのとろみ。

カレーリーフやマスタードシード、ココナッツミルクを使用したカレーが多く、豆類などを使ったシャバシャバしたカレーが有名です。

また主食は、ナンやチャパティではなく、米だそう。

次に紹介するのは東インドカレー。

ここの特徴は、米を主食に魚を食べる点にあり、フィッシュカレーが有名です。

最後は、西インドカレー。

西インドは厳格な菜食主義者が多く、野菜中心のカレーが出てくるそう。

こう見ると、インド国内だけでも様々なカレーを味わえるようですね。


スリランカカレーやタイカレーなど世界各国のカレーの違いは?

ここまではインドに焦点を当ててきましたが、ここからは世界各国のカレーを見ていきます。

まずは、スリランカカレー。

スリランカカレーはココナッツミルクをベースとして、油分は少なめに作られています。

野菜を多く使っているので女性人気も高く、ワンプレートの上でふんだんに料理が盛り付けられています。

タイカレー

「グリーンカレー」で有名なタイカレー。

ナンプラーやレモングラス、パクチーを使うのが特徴で、ほのかな酸味とスパイシーな香りを楽しむことができます。

ネパールカレー

ネパールカレーの特徴は一つのプレートにご飯やカレー、漬物やおかずを乗せることにあります。

カレーを作る際、豆を挽いたものにスパイスなどを合わせており、豆のポタージュのような味わいがあるのも特徴です。

オススメのスパイスカレー屋3選

では、ここからは東京を中心にオススメのカレー屋さんを紹介します。

すぱいす暮らし / 学芸大学駅

まずはじめは学芸大学駅すぐ近くにある「すぱいす暮らし」さん。

ここのおすすめポイントは、インドや日本で仕入れたスパイスをふんだんに使った創作スパイス料理。

価格は1000-1500円で、店内はカウンター席のみなので、通っぽさも溢れ出る人気のお店です。

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https://twitter.com/spicekurashi

カレーの惑星 / 下北沢

次はスパイスカレー激戦区の下北沢にある「カレーの惑星」。

カレー2種盛(1380円)とこだわりを感じられる価格設定。盛り付けもおしゃれで、店内も2人がけできるなど、ゆったりインスタ映えも楽しめるお店です。

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小さかった女 / 西小山駅

最後は、ぼくもまだ行ったことがない「小さかった女」。雑誌POPEYEでも紹介されるほど、人気の名店。

ランチメニューはスパイスカレーを900円ほどで楽しめる。

平日でも並ぶことがあるので、早めの時間に行くとスムーズに店内に入れそう。

最後に

みなさん興味を持っていただけたでしょうか?

日本はスープカレーを発祥(北海道)するなど、独自のカレー文化を築いてきた国でもあります。

また、近年はおしゃれな若者の間で、スパイスカレーはトレンドにもなっているとも聞きます。

ぜひ奥深い沼にハマって、カレーライフを楽しく歩んでもらいたい。



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