地域の魅力を伝える編集者になろう! 中学1年生「総合的な学習の時間」で実施したnoteの出前授業
地域のことを調べ、リーフレットにまとめる郷土学習の一部で、noteの出前授業を開催。短い時間でしたが、日野第一中学校の1年生のみなさんのクリエイティブが爆発しました!
出前授業の目的・概要
日野第一中学校、1年生の総合的な学習の時間で取り組む「郷土学習(日野調べ)」。約2ヶ月、全12時間のカリキュラムが組まれていました。
「ひとりひとりが日野の魅力を主体的に語れるようになること」「読み手を意識してパンフレットの1ページを作成するスキルを身につけること」を目的にしていると語るのは担当の先生。
そこで、noteとしては、
最終ゴールを意識することで、調べることが楽しみになるように
読者に伝えるための工夫を知ることで、試行錯誤することが楽しくなるように
この2点を目的に、調べる作業の前と後で、計2回出前授業を実施しました。
実施時期:2021年10月、11月
実施した時間:総合的な学習の時間 50分授業 ×2回
テーマ:
10月「調べ学習をとことん楽しむ表現の工夫」
11月「日野の魅力を伝える編集者になろう」
参加した生徒:中学1年生 220名
1コマ目:「調べ学習をとことん楽しむ表現の工夫」
「日野のことを調べてリーフレットにする」ということは決まっているけれど、何をどう詳しく調べていくかはこれから……というタイミング。
自分の感じたことを伝える楽しさを予感することが、「もっと知りたい!」「調べたい!」という気持ちにつながるのではないか。そう考え、noteの出前授業では「調べ学習の導入の位置づけ」としてお話をしました。
この日は、とにかく「創作を楽しむための準備運動」。伝え方の自由さを感じてもらい、調べ学習に向かうためのアンテナをほぐします。また調べ学習のテーマに合わせ、「お祭り・イベント」「歴史」「自然・観光」「農業・食」「住む」「お店」などの切り口で、地域の魅力を伝えるさまざまなnoteをご紹介しました。
2コマ目:「日野の魅力を伝える編集者になろう」
前回の出前授業から1ヶ月。生徒のみなさん一人ひとりが、日野市のことについてじっくり調べ、いよいよリーフレットにまとめ始めるタイミングです。
調べてみて感じた魅力を、読者に伝えるために何を選び、どう伝えるのか考えていきます。今回は「リーフレット」という形式がゴールだったので、文章の内容だけでなく、「どんなレイアウトにするか」も読者へのメッセージになることをお伝えすることに。
そこで、編集者が誌面を作るときに描く「ラフ」というものに、挑戦! まずは「小さく試して、手を動かしながらよりよくしていく」ことを感じてもらうために、小さなラフを描いてみるワークショップ形式で授業を開催しました。
実際に集まったラフがすごい!
授業の中で書いたミニラフ。時間はほんの10分程度でしたが、短時間で、アイデアを形にする第一歩を踏み出せました!
生徒のみなさんの反応
授業を聞いて感じたこと、印象に残ったことなど感想をいただきました。その一部をご紹介します。
10月「調べ学習をとことん楽しむ表現の工夫」
11月「日野の魅力を伝える編集者になろう」
・・・
1年生220名に向けた、オンラインで実施する一斉授業。直接お会いできない中、生徒のみなさんに楽しんでいただけるのか最初はドキドキしていましたが、各クラスから「発表したい!」という手が止まらず、時間が足りないほどでした。
日野第一中学校のみなさんの前向きな姿勢に、授業をしながらとても刺激を受けました。授業を通じて、少しでも、伝えるために創意工夫することの楽しさを感じていただけていたらうれしいです。ありがとうございました!
noteディレクター 中野
▼noteの出前授業
▼noteの出前授業のレポートは、このマガジンにもまとめていきます。