子どもと遊ぶだけじゃない!保育士の”保育以外”の業務について聞いてみた。
こんにちは!BABY JOB株式会社のマーケティング部、1歳娘のママ、ぴろり(@pompompirori)です!
先週末、保育園の夏祭りがありました。土曜日にも関わらず出勤して楽しませてくれた保育士さんたちに、感謝の気持ちでいっぱいになるとともに、ふとこんなことを思いました。
「保育士さんって、保育以外にどんな業務をしているんだろう?」
よく考えれば、全然知らない保育士さんの業務...。
当たり前のように楽しんでいた夏祭りの準備も、保育士さんたちがしてくれたんだよな...と思うと保育士さんは私たちが知らないところでいろんな業務をしているのだと思います。
ということで、元保育士の社員に、保育園での1日のルーティンや保育以外の仕事内容について聞いてきました!今回は乳児クラス(0〜2歳児クラス)の業務について話してもらいました。
保育業務を教えてくれた人
保育士の1日ルーティン
ぴろり:みく先生、今日はよろしくお願いします!まずは保育士さんの1日のルーティンを教えてください!
みく先生:あくまでも私の働いていた園の話ですが、一般的な1日のスケジュールはこんな感じでしたね。
ぴろり:ちょっと待ってください!12時間以上も働いているんですか?(驚)
みく先生:いえいえ(笑)保育士さんの働き方はシフト制のため、どの時間帯で働くかによって業務内容は異なってきます!大体シフト制で8〜10時間くらいは働きますね。
ぴろり:それにしても、朝から夜までびっしりと仕事が詰まっていますね!朝の会って何をしているんですか!?
みく先生:全員の登園が完了して、みんなが揃った後に行う会です!具体的には朝の挨拶をしたり、朝の歌を歌ったりします。朝の会にもちゃんと目的があるんですよ!
ぴろり:へぇ〜。我が子もそんな会に参加してるんですね!登園したらすぐにおさんぽに行っていると思っていました。(笑) あと、おむつ替えの数結構多いですね!
みく先生:もちろん園によって回数は異なると思いますが、私の前職では1日に5〜7回はおむつ替えをしていました!
ぴろり:1クラス20人で担任の先生が3人、おむつ替えが1日6回もあると単純計算で...保育士さん1人あたり1日40回もおむつ替えするってことですか!?大変そうです!
みく先生:計算したことなかったですが、たしかにそれくらい毎日していましたね(笑)おむつ替えの回数が多いことよりも、どちらかというとおむつの名前を間違えないように履かせるのが大変でした!特に大変なのはおさんぽから帰ってきた後は、一斉に子どもたちのおむつ替えをするのでバタバタして大変でしたね。
保育業務以外は何してる!?
ぴろり:子どもとお散歩に行ったり遊んだりと、保育士さんには”保育”に関わる業務のイメージが強いです。”保育以外”の業務についても何をしているのか教えてください!
みく先生:もちろん!こんな感じで保育以外の業務も書き出してみました!
ぴろり:わ!こんなにも業務があるんですか!?保育業務と同じくらい、”保育以外”の業務が多いですよね。いくつか気になる”保育以外”の業務があるので、ぜひ詳しく教えてください!
■朝の掃除・準備
ぴろり:朝の掃除・準備とはどんなことをしてるんでしょうか?
みく先生:出勤後一番に行うのが掃除ですね。私のいた園では早番の保育士さんが3人くらいいたので、担当個所を決めて分担していました。玄関や外回りの掃除を行うことで、登園する保護者さんやお子さんをきれいな状態で受け入れたいと思っていました!
ぴろり:登園したらいつも保育園がきれいなのは、普段から掃除してくれている保育士さんたちのおかげだったんですね...!
■おむつの補充
ぴろり:これは保護者が持ってきたおむつをカゴに補充する作業ですか?
みく先生:そうですね!園児さんごとのボックスに補充しています。園では1日5~7枚くらいおむつ交換をするので、1クラス20人分のおむつを5~7枚の束にして、輪ゴムでまとめてボックスに入れるという作業を毎日やっていました!
途中からおむつのサブスクが導入されたので、この作業がなくなってかなり負担は減りましたね!
■昼食の片づけ
ぴろり:昼食の片付けはどこまで保育士さんたちがやってくれているんですか?
みく先生:園児の年齢にもよりますが、乳児さんクラスは食べた後は昼食の片付けも、保育士さんが行います。もちろん子どもたちによって食べるペースが違うので、ペースに合わせながら食事の介助をしながら、片付けも同時に行っていきます。
具体的には食器の片付けや、食べこぼしの床掃除、食事用エプロンを洗うなどです。
ぴろり:家で1人分の食べこぼしを掃除するだけでも大変なのに、20人分の食べこぼしを掃除してくれているなんて...頭が上がりません。
■行事・イベントの準備
ぴろり:これが一番聞きたかったんです!園でのイベントの準備っていつしているんですか!?
みく先生:イベントで使う細かい制作物は子どもたちのお昼寝中にしています。会場づくりのような大きな作業は前日子どもたちが全員降園した後にやってますね!行事・イベントの約2か月前からコツコツと準備を始めます。
ぴろり:2か月も前から!?たしかに夏祭りの制作物もクオリティが高くてびっくりしたんですよね。でも...大変じゃないですか!?
みく先生:イベントの制作物や準備が楽しいと思う保育士さんが多くて、みなさんこだわって作っていましたよ!保護者さんに喜んでほしくて作っている保育士さんが多いので、そうやって褒めてもらえると嬉しいと思います!
ぴろり:もし次のイベントがあったら、先生方に「この制作物素敵ですね!!」と伝えます!
■連絡帳の記載
ぴろり:保護者全員が楽しみにしている連絡帳も、子どもたちがお昼寝している間に連絡帳を書いているんですね!?
みく先生:そうです!連絡帳って保育士さん側も楽しみにしていて。前日に保育士さんが書いた連絡帳へ保護者さんが返事をくれるパターンがあるのですが、それが交換日記のようでとても楽しかったです!
あと私が連絡帳で意識していたことは「家では見られない子どものエピソードを書く」ということです。保育園での日中の子どもたちの様子って保護者さんは知らないじゃないですか。成長を感じてもらえるように、1個のエピソードでもいいから具体的に書いていましたね。
ぴろり:いや~そうなんですよね!子どもの知らない一面が書かれてると「そんなこともできるんだ!」という発見になってすごくうれしいです!
■職員会議
ぴろり:そしてお昼寝の時間前後で、職員会議もあるんですね。どんな内容を話すんでしょうか?
みく先生:私のいた園では、毎日14時ごろに約20分ほど職員会議がありました。クラスから1人先生が出席していましたね。その日の子どもの様子や、怪我の有無などについて共有する大事な会議でした!
他にも連絡帳に書いてあったことを共有して「○○くんのママがイヤイヤ期がひどくて悩んでるみたいです...」など保護者さんの状況共有もしていました。
■退勤前におむつのごみ捨て
ぴろり:これは1クラス分のおむつのゴミを捨てるということでしょうか?
みく先生:いえ全クラス分ですよ!各クラスのゴミ箱からおむつの入ったゴミ袋を1か所に集めます。その後ゴミ袋を1つずつ圧縮してから、1つのゴミ袋にまとめるという作業をしていました!ゴミ袋1袋につきゴミ回収費がかかるので、経費削減のためゴミはなるべく1つにまとめていましたね(笑)
ぴろり:1クラス単純計算で1日120枚のおむつがたまるので、それが0〜2歳児の3クラス分となると1日捨てなければいけないおむつは360枚分ですよね!?相当重いんじゃないですか?
みく先生:そうなんです。この仕事は体力を使うので大変でした...!今でも覚えているんですが、私が勤務初日にごみ捨てをしようとしたら重すぎて持てなかったんです!(笑)
思わず先輩保育士さんに「ゴミ袋ってどうやって持つんですか!?」と尋ねてしまいました。先輩から「子どもを抱っこするように持つと重くないよ!」と言われて、その通りに持ったら本当に重く感じずにゴミ捨てができて感動しました!(笑)
ぴろり:そのくらい大変な仕事だってことですよね!保護者が目に見えていない大変な仕事もいっぱいあることがわかりました。本日はありがとうございました!
みく先生:いえいえ、私も久しぶりに保育士時代を思い出せて楽しかったです!
まとめ
インタビューしてみて、保育士さんは想像以上に”保育以外”の業務が多いことがわかりました!
大事な子どもたちを預かってくれている保育士さんの業務負担が減ると、その分子どもたちに割ける時間が増えるため、お互いがハッピーになりますよね!
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