同性婚は理解できない。

岸田首相が、国会の委員会の中で、同性婚の法制化をめぐり、「社会が変わってしまう」と、否定的見解を示した答弁。私は大いに賛同する。30代前半男性のひとりとして。

生まれつきの性同一性障害の方で、苦しんでいる方も多いと思う。そういった方にはご同情申し上げるが、はっきり言う。「私には理解できない」。

とはいえ、自分が理解できないから、そういった特性を持つ彼ら・彼女らの存在を否定しようとは思わない。どうぞご勝手にお過ごしください、である。

ただ、現在の日本の制度では婚姻をしないとさまざまな不都合があるらしい。
そこで、そういった特性を持つ人たちが、同性婚の法制化、つまり国家のお墨付きを求めているのだが、それには賛同しかねる。

結婚はやはり男女がするもの、というのが基本である。
同性愛だの同性婚だのは、あくまでも異端。存在は認めるが、国家がお墨付きを与えてはならない。

インテリな人たちが、なんだか難しい理屈を並べて、それを肯定しようとするが、私は断固として、同性婚の法制化は社会を混乱させるものと考え反対する。

それと、すごく違和感を感じることがある。

それは、件の岸田首相の発言や考え方について「日本は世界で遅れている。国際的な流れでは同性婚を認める流れになっている。日本もそれに乗っかれ」みたいな論調で批判する人たちの存在だ。
あなた方は、一方では「性的少数派を守れ」と言っているではないか。つまり、少数派を肯定しているのだ。ではなぜ、日本の考え方が世界の少数派で、国際的大多数に取り残されているとしても、「そんな少数派の日本の考え方もあっていい」とならないのか。

都合よく、「みんな(大多数)にあわせろ」としたり、あるときは「少数派を尊重しろ」といったり、どっちなんだ。少数派の味方じゃなかったのか?
そんなご都合主義的な理屈を披露するような人たち(メディアで言うと、インテリ気取りの朝日新聞など)は、本当に欺瞞に満ちていて、信用できない。

少数派には悪いが、民主主義の基本は多数決である。
日本は民主主義国家なのだから、国内の多数決で日本の考え方を出すべきだ。
そしてそれが国際的に少数派でも、それは日本の考え方なのだから堂々とするべきで、少数派を応援したい連中はこういうときこそ、「少数派」の日本を肯定すればいい。

まぁ、朝日新聞などに言わせれば「日本でも同性婚への理解は深まっている」らしい。どうせ、都合のいいアンケート調査なんだろうし、全く信用していない。

国民投票でもして、本当に国内世論の大多数が同性婚の法制化を支持するなら、そのときはそれでいい。

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