やりたいことを考えドツボにはまる
第三者には本当にどうでもいいことで……
頭ん中で整理がつかなくなったので書き出すことで整理したい
自分は子どもの頃からモノの大きさを揃えることが好きなようだ
はっきりと自覚している
例えば書籍
小学生の時に図書室にある文庫本サイズでいつか棚に揃えたいと考えていた
そして新書サイズや単行本サイズなどの新刊が発売されると文庫本になるまで待てばいいと……
ところが全ての書籍が文庫本サイズで再販されるわけではないことを知る
小学生ながらあれは青天の霹靂でかなり狼狽した思い出がある
それはノートでも同じで学校の授業ではB5判が主流だった
教科書と同じサイズではないことが違和感を拭えなかった
教科書にしても同じだ
サイズが統一されていればカバンにもきちんと収まるのにと思っていた
小学生のときは教科書に近かったA5判のノートが欲しかった
これらのことは誰にも言わなかったが今にして思えば何らかの心の病を抱えていたのではないかと思う
ちなみに自分はランドセルを買ってもらえるような環境になかった
施設に収容されていた小学6年間はズタ袋をカバンにして通学していた
(七五三も未経験)
中学の頃には文具店でA6判サイズのノートの存在を知る
コクヨのノ-221Aだ
型番を忘れないために一時期SNSで221Aを使ったことがあった
文庫本はほぼA6判だ
それだけに愛着を感じていたし今も愛用している
やがて高校時代には漫画のサイズに苦悶した
コミック本が◯◯全集などと出版されるとサイズが違うのだ
ホームセンターや祖父宅にある資材を利用して自作の棚を作ったのだがあまりにも丁度良すぎるサイズで縦に収納できる漫画本と横に並べないと収納出来ない漫画本が増えた……
社会人になりステーショナリーグッズが流行りだした
流行り物には興味がわかない性分だが便利なものは取り入れた
そしてこれまた随分と試行錯誤を重ねA5判サイズで統一しようと……
そして官庁勤務時代では書類がB5判用紙が時代の流れかA4判用紙へと移行
ファイルケースもB5判とA4判で凸凹になり書類保管庫を開くとため息
やはり自分はおかしいのだろう
書類の高さが揃っていないことで仕事へのモチベーションが下がっていた
映画のこと
高校生の頃に映画館の息子と同級生になった
もともと自分の幼少時に面倒を見てくれていた(預かってくれていた)のは彼の父親だがで5歳で施設へ収容されてからは疎遠になり高校入学するまではすっかり忘れていた
同級生とは竹馬の友の如く部活以外は彼の映画館で遊んでいた
登校すると彼が「これ親父から」と前売券や招待券をいただいては映写室や社員通路から映画を観せていただくことがほとんどだった
問題発生
フライヤー(チラシ)だ
B5判のフライヤーとA4判のフライヤー
そしてA4判のパンフレットに特殊サイズのパンフレット
これに頭を悩ませていた
大は小を兼ねるとばかりにファイルケースをA4判で統一するか
B5判とA4判でそれぞれ分けるか__
いま思えばサイズフェチかも知れない
……とここまでは紙に関する記憶を並べたが前述の通りに何らかの心に病があるのではないか
映画がビデオで観れるようになった時期
祖父宅の納屋(叔父が学生時代に使っていた離れ小屋)を借りて通学していた
そんな折に義叔父から買い替えたからあげるとマックロード88(NV-8800)とサンヨーの14インチテレビをいただいた
初めての自分のテレビでテープを買う余裕はなかったが土日のNHK教育テレビ(3ch)で放送されていた世界名画劇場や民放の深夜映画を観ることができた
おかげでサタジット・レイ監督などの作品に触れることも出来た
VHS? ベータ? え?
社会人になって何年かが過ぎた頃にレンタルビデオ店が流行っていることは知っていたものの足を運ぶことがなかった
映画は映画館またはテレビの深夜放送などで間に合っていた
しかし職場の呑み会が増え続けて見送った映画がいくつもあり思い切ってビデオテープレコーダーを購入することにした
機器に詳しい同僚から画質で選ぶならと奨められたベータマックスEDV-8000とついでにパイオニア製の40インチのモニターをボーナスと貯金で購入
そしてレンタルビデオ店で会員になり数本を借りたのだが……
あれ?大きさが違う???
レンタルビデオ店に戻り説明を聞くとレンタルしたのはVHSテープでベータテープのレンタルは数本しかないことを知り、また全て貸し出し中だった
全く無知だったことを痛感
約半年でMTVを高画質で観たがっていた職場の同僚の希望で譲渡
その代金でVHSデッキを2台購入しダビングすることを憶えた
当時テープを購入すると15,000円前後だったのでやむを得なかった
(徐々に廉価VHSが大陸書房などから書籍ビデオとして販売された)
やがて録画したVHSビデオテープを並べてご満悦だった
ビデオテープレコーダーも増えた
しかし販売用のビデオテープ購入するとケースがあるためにサイズが異なる
しかも販売元に依ってケースのサイズまでも違っていた……
ここでもまたサイズに拘るばかりにモヤモヤが発生
そしてSONYの8mmビデオデッキで小さなテープで揃えようかとも考えた
数年後
<割愛>
レーザーディスク……VHD……そしてDVD
なんと!Blu-rayへ
表題について
……とサイズについて書き出してしまったのだが表題を掲げた際には前述のようなことを書き並べようと思ったわけじゃなかった
でもサイズに拘る性格が露呈されたので良かったのかも知れない
蔵出し名画座(日本映画専門チャンネル)や幻の蔵出し映画館(衛星劇場)の作品群についてまとめたくて表題に至った
現時点では多数の作品があるためにひとつずつ投稿するか、或いは〝つぶやき〟で作品名、監督名、などを記載しマガジンでまとめるか__
それを延々と考えていた
資料というかリストというか
どうやってまとめたらわかりやすいのか
そうだサイズの話しではなかった
上記の件についてあーでもないこーでもないと……
さてどうしたものか
全く違う内容がほとんどだけれども なんだかスッキリした