見出し画像

ベルリンは夜 (1984)

原題:Forbidden
独題:Versteckt
英題:Forbidden
時間:114分
監督:アンソニー・ペイジ
製作国:西ドイツ/イギリス
言語:英語/ドイツ語
VHS:K48V-15074📼
LaserDisc:K88L-5065💿️

原作:レオナード・グロス著『ベルリン最後のユダヤ人』
   “The Last Jews in Berlin” by Leonard Gross

Title画面

【解説】

 第2次大戦下のベルリンでユダヤ人の恋人をかくまい、ひと筋の愛をつらぬいたドイツ人女性の禁じられた恋の物語。折りしもナチス・ドイツはユダヤ人抹殺を目指し、ユダヤ人とドイツ人の結婚や性的|交渉は禁じられ、それを破った者には残酷な処罰が待っていた。しかし、恋の炎は禁じられれば禁じられるほど激しく、甘美に燃えあがる・・・・・・
ハリウッドの大スター、ジャクリーン・ビセットと、『Uボート』の艦長役で世界的スターになったユルゲン・プロホノフの新鮮な顔合せ。ドイツに実在する女性をモデルにレオナード・グロスが書いた小説『ベルリン最後のユダヤ人」を「レディイ・バニッシュ/暗号を歌う女」のアンソニー・ペイジが監督して映画化したもので、実話ならではの感動のドラマが、スリリングに展開する。

出典:『ベルリンは夜』VHS:K48V-15074

 1939年9月、第二次世界大戦さなかのベルリンで、一組の男女が出会った。女はドイツ人の伯爵夫人ニナ、男はユダヤ人の詩人フリッツ。二人はヒトラーのユダヤ人迫害が激しくなるなか、情熱的な恋の炎を燃え上がらせていく……。典型的な禁断の恋のドラマといえる本編は、実話に基づいて書かれたL・グロスの小説『ベルリン最後のユダヤ人』の映画化作品。主人公ニナにはJ・ビセット、フリッツには「U・ボート」の艦長役が印象深いプロホノフが扮している。

出典:ぴあ
別荘で愛を確かめあった日(このBGMも中々良いです)
「ここでかくれんぼ」
「ゲシュタポが来た」
ゲシュタポがソファを撃ち抜き斧で破壊
何度も何度もゲシュタポへの密告と捜査から逃れました
そして終戦

【自分の想い】

迫害されるユダヤ人とドイツ人の恋を描く、アンジェイ・ワイダ監督『ドイツの恋』と共に好きな作品のひとつ
いずれも日本国内ではDVD化されておらずモッタイナイ……

いつものように内容には触れずにどうしても残して置きたいことがひとつ

何と言っても本作の音楽はタンジェリン・ドリーム (Tangerine Dream)が演出しているが、エンディングから奏でられるピアノ曲が美しく涙ぐんでしまう

曲名がなく、何年も世界中のネット上で尋ねたが海外の掲示板や映画好きの誰もが「ah…. Tangerine Dream……Endroll」としか答えるひとがいない

いつしかこのピアノ曲が聴きたくてレーザーディスクを再生していた
※本編再生は手軽にVHSで(^^ゞ
サントラもなく、CD化されることもないソフト未収録の〝 『ベルリンは夜(Forbidden)』のエンドロール曲 〟だ

Wikipediaのタンジェリン・ドリーム:ディスコグラフィー

もしご存知の方がいらしたらご教示ください

自分の人生の終わりにはこの曲で見送られたいと想う

フライヤー(チラシ)



ところで本作はもともとは劇場映画ではなくテレビ映画でした
調べたら米国ケーブルテレビHBO向けに製作され、海外では劇場公開されたそうです

キングレコード→東北新社のロゴのあとに出てくる


いいなと思ったら応援しよう!