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シン・ジキル&ハイド (2021)

原題:Jekyll and Hyde
英題:Jekyll and Hyde
時間:85分
監督:スティーヴ・ローソン
製作国:イギリス🇬🇧
言語:英語

「ジキル博士とハイド氏」を大胆に新解釈したホラーサスペンス

19世紀のロンドン。妻サラと暮らす弁護士のガブリエルは残業代ももらわず働き詰めだが、メイドへの給料支払いに困るほど困窮していた。ある夜、友人医師ジキルから、とある遺言状の保管と執行を頼まれる。それは、ジキルが亡くなった際の財産は、彼の恩人ハイドという男性に遺贈するという内容だった。翌日ガブリエルは、ニューカム警部に求められてジキルの研究室に向かうと、銃声が聞こえ地下に籠っていたジキル氏は亡くなっていた。彼には連続殺人の容疑があり、目撃者もいるという。さらにガブリエル宛の手紙には、“万病に効く研究薬を試した結果、別人格となって殺人を犯した”という衝撃の告白が綴られていた。警察側は、ジキルが逮捕前に自殺を選んだとみるが、ガブリエルは善良な医師だった彼が殺人を犯したとは思えず、真犯人捜しに奔走するのだが…。

出典:U-NEXT/Filmarks
U-NEXT meta picture

https://video.unext.jp/title/SID0148418

古典作品『ジキル博士とハイド氏』が映像化された作品は大体は観ていると思うので今回も迷うことなくU-NEXTでレンタルした。
この記事のヘッダー画像のビッグベンも本作に出てくるが、どうにも違和感が拭えなかった。全体的にモヤがかかったような映像も古さを醸し出そうとしている雰囲気があるが……テレビ映画として作られたのかな?と調べてみると上映ナシ、製作国のイギリスでは配信&DVDスルーの作品だった。

日本国内では特にこれといった情報も見つからず、IMDbを確認したが作品の撮り方から脚本、俳優の演技に至るまで芳しくないレビューと酷評で埋まっていた。まあ、ぼく如きが感じるのだから仕方ないか。
大胆に新解釈したホラーサスペンスとは名ばかりで昼のミステリードラマのような印象を受けた。大胆に新解釈を期待したものの、(書くとネタバレになるので控えるが)大方推測通りだった。昼のミステリードラマのように。

こんなことしか書けずにごめんなさい。

良いところを見出すとすれば、弁護士のガブリエル役のトム・ヘンドリック氏は似合っていたし、ジキル/ハイド役のマイケル・マッケル氏も説明的台詞を省き、寡黙であればそれなりの雰囲気はあった。メイドのサラ役のヘレン・クルヴェル氏(監督業兼務女優)は妙に締まっていたのが印象的。

希硫酸漬け

同時に配信開始されたトム・ヘンドリック氏出演の『ハイウェイマン ディック・ターピン伝説』もレンタル予定だったが何となく見送ってしまった。

タイトル画面

まあこんな日もあるさ。

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