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のび太の母親だったら、どう育てる?
現在35歳。
9年前と7年前に娘たちを出産してから色々なものにからまるようになった。
仕事・お金・育児と教育・今後の人生・・・
20代の時には考えなくても良かったことが次々と自分の前に現れる!
これはそんな私の「からまりごと」とそれに対する「今の考え」を記録したものです。
今日は子育てにおける自分の心の余白について考えてました。
◆のび太の母親だったらどうする?
昔は楽しく見ていたドラえもん。
でも大人になってからのび太を見ると、とてもイライラする( ◜ᴗ◝)
努力しない、すぐ人に頼る、言い訳ばかり…。
今ではすっかり“アンチのび太”になりましたよ。
突然ですが、あなたがのび太の母親だったら彼をどうしますか?
アンチのび太の私ですが出産して育児する中で時々「自分がのび太の母親だったらどうするだろうか?」ということについて考えます。
もちろんドラえもんは来てくれません。
まぁ0点を乱発してくるのは学習障害などがあるかもしれませんのでそこは早急に適切な機関に繋ぎたいですよ。
彼の両親って
父親はスポーツ万能
母親は成績優秀って設定なんですよ。
そんな両親の良いところを1つも受け継がずに生まれてきたのび太。
父親も母親も自分は「スポーツ/勉強ができる」からできない我が子の気持ちが全く分からないんですね。
だからお母さんはいつも「勉強しなさい!」としか言わないんですよ。
自分ができるから息子が「やり方が分からない」ことが分からない。
まぁ藤子不二雄も「そこまで考えんなよ!ファンタジーだぜ!」って言ってくると思いますが、でも子供を育てる親として彼を見ていてどういう挙動を取れば良いんだろう?って考えます。
◆得意なことは射撃
努力しない、すぐ頼る、言い訳ばかり・・・でも、のび太にはすごい才能がある!
のび太って射撃が得意なんですよ、知ってましたか?
【のび太の射撃ヒストリー】
・早撃ちは0.1秒。ゴルゴ13や次元大介よりも早い
・西部開拓時代に行った際、本物の銃を使用。そして使いこなす
・銃を握ると分析力、作戦力、度胸も大幅アップなどなど
つまり、のび太にクレー射撃を習わせればオリンピック級になれるかもしれない。
でも、それに気づくためには、親がちゃんと子どもを見ていないといけない。
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◆親の余裕=子どもの才能を伸ばすカギ
のび太は一見ダメな子に見えるけど、オリンピック級の才能がある。
だけどそれは“気付かれる環境”がないと伸びない。
仮に私の娘に射撃の才能があったとして!
日常で射撃することなんてないから「あ!この子は射撃が好きなんだ」「射撃が得意なんだ」って気付くためには私たち親が子供よく観察しておかないといけない。
よく観察するためには親の自分自身が精神的に余裕がないとダメなんだと思うんですよ。
現に、今だって20時くらいに「ママ遊ぼう、ボール遊び!」とか言われるとげんなりしちゃうんですよね。
◆自分の心に余裕を持たせる方法を見つけておく
「観察が大切」っていうのは理解できるんですけど、そもそも私たち親自身に「子供を観察するだけの余力」が残ってないんですよね。
仕事、家事、育児に追われる中で、子どもの些細な興味や得意をキャッチする余裕って意外とない!
でも、そもそも子どもの「好き」や「得意」を見逃さないためには、どうやって自分の心に余白を作るかが大事ですよね。
自分のことを満たせないと、子どもにも優しくできないし、観察なんてもってのほか!
じゃあ子どもの「好き」や「得意」を見逃さないためにどうやって自分の心に余白を作るのか?
◆やめることを決める
私の場合は余白を手にするためにまずやめることを決めました。
・家電をフル活用
→食洗機、乾燥機、自動調理器の導入
文明の利器を入れて私じゃなくても出来ることは手放して時間を作りました。
・ご飯は毎日作らない
→日曜日に1週間分の献立を作り置きして平日はそれを食べていくので夕飯作りから解放。
夕方ごろはランニングとか筋トレして子供の帰りを待っています。
・自己犠牲はしない
→「お母さんだから」でライブや推し活を断念しないことにしました。
推しは推せる時に推せ!!
育児って「やったらいい」ことは山ほどあるんですよ。
Instagramでも「子供にやっておきたい5つのこと」とかいっぱい流れてくるじゃないですか。
「やったらいいこと」には際限がないんです。
なのでまず「やらないこと」を決める。
◆自分の「好き」も大切に
①物理的な余白を作る
↓
②次に精神的な余白を作る
私の場合はオタクなので推し活できればある程度の心の健康は保たれます。
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机の周りはアクスタ、ポスターだらけで、ライブのBlu-ray見れば元気になるし、ライブに参戦すると思えばその日まで頑張れるし、健やかです( ◜ᴗ◝)
これでもイライラしたりする日はあるし、100%とまではいかないけれど笑
親の精神的な余裕=子どもの才能に気付く力
になるのならば、これからも積極的に余白を作りにいきたいですね。
自分がのび太を育てているとして、彼の「射撃の才能」に気付けるような人間でありたいと思って今日も試行錯誤です。