【初星杯優勝】デッキ紹介No.14 リーリヤ清夏
お久しぶりです、ノッティーです。
みなさん、ユニオンアリーナ強くなっていますか?
最近では店舗予選が各地で開催されて、地区予選への権利のため皆が競い合っています。
自分も2回店舗予選に参加する機会がありましたが、2-2(初戦事故)、3-1と権利はまだ手にしていません。
そんな自分ですが先日福岡で開催された学園アイドルマスター限定の大型大会(大型ユニオンレア争奪戦)初星杯で優勝することができたのでその時のデッキの紹介と解説を話していきたいと思います。
デッキレシピ
タイトルにある通り午前と午後リーリヤ清夏、通称リー清のデッキを使用しました。
よくある構築と違った点は、SR咲季の採用や3佑芽の採用しているところです。
初星杯戦績
負けた1戦はライフ残り2までにイベントがSpecialの1枚しか引けていませんでした。南無三
リーリヤ清夏デッキとは
まず、デッキのキーとなるカードを紹介します。
各種イベントを絡めたSR清夏による盤面の除去と、SRリーリヤによるリソースの回復+連パンで、ボードとライフに対して圧をかけて行くデッキ。
イベントを多く積まないといけないのでデッキ全体のバランスが難しく発売前段階ではあまり評価が高くなく、自分もプロキシで回した時はそこまで強さを感じませんでした。
強さを感じにくかった原因として、大きく3つ挙げられます。
1.デッキ全体の4000が少ない点
2.3000のカードがあるのに+1000の効果が普通に組むと存在しない点
3.キーカードが絡まないと明確に出力が落ちる点
1.デッキ全体の4000が少ない
4000として採用される3種目のカードがcolorの清夏の場合、ライフからトリガーで見えた場合に手札に取れず盤面が強くなりづらいゲームが多かったです。
4枚採用した場合でも4000は12枚であり、1種はcolorトリガーだと4000の4面や早期の4000レストインはしづらくなります。
3000以下のカードを除去しやすいため、3000以下にブロックされない効果は噛み合っているように見えますが、争奪戦では4000が多く並びアクティブトリガーも多いためそこまで有効に機能しづらいです。
2.3000以下のカードが打点になりづらい
2点目の要因は、バフをかけるカード(キャラ)が1種しかない点です。環境で猛威を振るっている赤学マスのもう一つのデッキ、「信号機」で活躍している2ことねです。
アクティブトリガーであり、トリガーが強くなることは高評価なのですが、2は2清夏と各種イベントを採用しており、デッキの枠を食っておりエナジーLにアクティブインもできません。
現実的に3000のカード(2清夏と3リーリヤ)がフロントラインに出てアタックをするタイミングに2ことねのバフが間に合うのは4~5ターン目以降からです。
後攻2ターン目に2ことねと2清夏を置けたときのみ最強デッキ(いうて3ターン目に4000.1パン作ってるだけ)になるため入れるなら多めの方がいいのですが、素直に4000のカードや2個玉を増やした方がデッキとして強くなるので泣く泣く不採用にしています。
3.キーカード欠損時の出力の低さ
最後にキーカードが絡まないゲームが露骨に弱くなる点です。
リーリヤ清夏には、学マスのカードプールで唯一登場時のルック効果、キャラサーチが存在しません。
信号機→1ことね(レイド元)
生徒会→2星南(レイド元)
補習組→2千奈(レイド元)
いや、つよ。。。
また、イベントデッキであるにも関わらず、イベントカードへのサーチ、ルックを行うカードもありません。
全カードプールが判明した瞬間に、結構ダメかと思いました。というかみんなダメに見えてました。それくらいショックでした。
じゃあどうすんの?って話なんですが、イベントとキャラを両方引ける、ドロー効果(縦引き)とトップ操作が数種あるためそこで解決します。
元々レイド元である2清夏と3リーリヤはドロー効果を持っているため縦引きでなんとかするしかないです。
信号機と違い、名称にそこまで縛りのないこのデッキでは自由枠がかなり存在し、人によって構築は様々です。
その自由枠に、再現性をあげるカード、デッキを操作するカードでキーカードを早く掘り当てようとする構築は以下のカードを採用されています。
しかし、リーリヤ清夏は基本レイドして運用するため序盤にレイド元名称を展開しないと1ターンで多面除去や2面レイドなどすることが難しくなってしまいます。
また、両者トリガー付きでありBPが低いことが欠点で、レイド元でもないため最大ブレ要素である、SP,SP,清夏レイドで3面こじ開けないと中盤以降はなかなか打点を作ることができません。
上記の3つの問題点と向き合い例に挙げたカードを採用したパターンは全て試しどれも自分的にはイマイチだったので、別のルートで解決することにしました。
SR咲季、3佑芽の採用
はい、冒頭のデッキレシピ紹介でも触れたSR咲季と3佑芽のフィジカル姉妹です。
SR咲季に関しては信号機でもおなじみで、4000以上にブロックされない性質上、相手は全面4000にしづらく、アクティブトリガーが不発になる場合があります。
リーリヤ清夏のデッキは相手の面を2~3面焼くことも少なくなく、相手の面が1に対して、
1.4000アタック→アクティブトリガー
2.咲季アタック→アクティブトリガー
3.残った2体でアタック→確定1点
となり、実質アクティブトリガーが1~2枚不発となり、止まっていた1点をもぎ取ることができます。
これはアクティブトリガーの多い学マス環境の大きな弱点です。
このスペックを持つカードがゲットトリガーであり、序盤からもフロントに置きやすい(信号機のように除去られても名称の欠損等の裏目が無い)です。
後半に裏置きすることで次のターンの疑似的な確定打点をチラつかせることもでき、咲季のために3500以下のブロッカーをフロントに置いてもイベント1回使用した清夏レイドで除去できるためかなりの脅威になっています。
相手ライフ3、4000×3+3500以下の盤面の場合
3500を除去し、リーリヤを絡めて5パンすると、咲季以外の打点は1回しか通せないため全除去になります。
インパクト1面で同じことをやっても(ラス2のトリガーが)アクティブトリガーでリーサルを回避することができますが、咲季の場合はそのままリーサルのため、疑似リーサルを組みやすいです。
佑芽に関しても、役割が多く、自ターン4000のアタッカー、2個玉を増やすことで前出しをしやすく、ドロートリガーも増えどこにあってもうれしいカードになっています。
また、信号機対面では唯一の行き4000、返し3500以下のカードになっており、咲季のブロッカーとしても活躍できます。
「お姉ちゃんは私が止める。」←誰?
2個玉が引けている場合、先攻3ターン目に咲季をフロントにポン置きし、次のターン佑芽も前に出し4000で殴るもよし
基本は裏に置いてエナジーを発生させ、いざというときに裏置きした咲季と一緒に前に出て相手のライフと盤面に圧をかけるもよし、頼れるカードです。
というわけで、コンセプトの説明も終わったので、採用カードの解説にはいります。
採用カード
0エナ 7枚
紫雲 清夏 4枚
葛城リーリヤ 3枚
両者ゲットトリガー、レイド元
清夏はレイド元が2種しかないため4投
逆にリーリヤは1ステップを4投するため3枚に。後述する2麻央1枚と交換もあり。
1エナ 4枚
葛城リーリヤ 4枚
アクティブトリガー、ステップ、2500
ありそうでなかったR査定によってトリガーを得た1エナ2500ステップ。レイド元であり無駄がない。
1麻央を採用してドロートリガーを増やしたり、山を見たい欲があったものの、後半に非レイド名称のカードをプレイするためここは素直にレイド元のみにしました。
2エナ 13枚
SR有村麻央 4枚
ドロートリガー、1500の1d1d、回収効果持ち
ヒロアカで初登場した盤面0枚で0エナになる2エナのキャラ。登場時効果で1d1dが付いており、起動メインもついているため結果的にBPは1500。
起動メインは無駄なテキストかと思っていたが、これがかなり偉く、結構使います。
回収先は、登場時効果持ちの
2清夏 か 3リーリヤ、そして自身。
2清夏はレイド元の清夏がいない時に、エクストラドロー+0ゲット登場、をするくらいならイベント+2清夏の方が山が1枚進めて高いBPが着地しているのでお得です。そのままレイドするなら特に意味はないですが、メインフェイズにエクストラドローと同義の行動がとれるため、各種ドローの結果を見てエクストラドロー、という行動に変換できます。
3リーリヤは1エナ発生が2エナ発生に変換できているため、1APで1エナ発生増えているためギリお得です。
リーリヤ名称が無いとき清夏は3000までしか退場できないため、名称欠損を補うならここになります。登場時1d1dが付いているのも強みです。
最後に自信を回収するムーブについて。
これは覚えておくと0事故した際にかなり役に立ちます。手札に2麻央しかない場合、初手で麻央プレイ。
次のターンにドロー+エクストラドローで1以下を引けなかった場合、麻央の起動メインを起動し、そのまま麻央を回収。もう一度プレイすることでまた1d1dすることができます。
苦し紛れのような行為ですが、2以下イベントを場外に落とす行為もできると普通に早期レイドトリガーのリーリヤのケアにもなりますし、山も1枚多く掘っており最悪の事態にはなりづらくなります。
現に初星杯1回戦はこのプレイで一命を取り留めました。(事故った僕に負けて身内がぐにゃってました。)
トリガーもドローであり、山を掘り進めて行けるので4枚。
紫雲清夏 3枚
登場時イベントを使用したターンなら1ドロー
BP3000の高スタッツのためトリガーは無し
ただ、純粋に3000も打点があるためブロッカーとしても機能し、争奪戦では赤のcolorを回避しつつ青colorで戻されてもまたドローできる。
レイド元にもなるため基本的に出し得。2ターン目に「ほら、一緒に持と♪」からプレイできた場合1APで山が2枚掘れているためかなり強力。
ただ、イベントが無いときは所詮3000のバニラであり、トリガーも無いため3枚。(本当は4入れたい)
ほら、一緒にもと♪ 4枚
ドロー+リーリヤ・清夏のコストを-1APにすることで疑似的に手札交換とイベントの使用回数を稼ぐカード。
序盤にこいつが引けてるかがポイントになってきます。
というかライフに行かないでくれ。
手札が少なくなるとトップでこれを引いたときに打っても出すものがなくなるため、そこだけは注意が必要。
リーリヤ、清夏ネームは1枚か2枚はなんでもいいので持っておきましょう。
デッキを圧縮するカードでありコンセプトなため4枚
第2回教室パーティー! 2枚
ドロートリガー付きの2以下イベント。
効果は3枚見て2枚手札に加えるため、つよいエクストラドロー。トップ3枚を見るため、コンボパーツを集めることや、エクストラドローをするくらいならイベントを打った方がいいため普通に強いです。
また、パーティー→ファイナル、でもうイベントを2回打っているため、レイド元→清夏レイド×2面等しても強いです。
イベントをほぼ引けず負けた試合があったため、今は4咲季3枚、パーティー3枚にして調整しています。
3エナ 10枚
葛城リーリヤ 4枚
2個玉、アクティブトリガー、1d1d持ちで3000
序盤から置けると山も進めてエナも確保できるためかなり強力。
アクティブトリガーも1リーリヤと合わせて2種しかないためここは最大数の4詰んでいきたい。
花海佑芽 2枚
上で説明した通り。
2個玉としても十分仕事があります。
2個玉があると低BPの前出しや、レイド多面の難易度が下がるためかなり重要です。
除去を行うからこそ、前出しを行いたいため最大エナ4ではあるものの合計6枚採用。
きみは、自慢の生徒です 4枚
Final、説明不要のカード。
こんなんなんぼ引いてもいいですからね~で4枚。
4エナ 16枚
紫雲清夏 4枚
葛城リーリヤ 4枚
花海咲季 4枚
キーカードのレイドは4ずつ。咲季も4枚。
単体4000はこの12枚のみ。
どうしても手札から捨てないといけない場合の保持優先度は
清夏>リーリヤ>>咲季 と思っています。
咲季でのリーサルや、後2点の疑似リーチ盤面の押し付けを意識し、3000を焼ける清夏は偉いので確保しましょう。
また、対面視点では最優先除去対象がリーリヤであるため、意外と咲季は残ります。
おいしい顔、いただき~! 4枚
最後にSpecialです。
このデッキでは2枚同時にSpecialを使用し、最後に清夏にレイドすると、5000以下2枚と4000以下1枚が1ターンで吹き飛びます。
そこにリーリヤが連パンを行えるのだから弱いわけありませんし、リー清の上振れ要素はここです。
とは言え、序盤に打点先行するためにうつSpecialも十分強いため、そればかり意識せずに適切なタイミングでSpecialを打つように練習しましょう。
まとめ
というわけで咲季入りリー清デッキの紹介でした。
初星杯の会場では、謎に僕の名前が広まっていて構築やプレイを褒めてもらえて大変うれしかったです。
午前中の結果がオポ1位ということもあり、いろんな方に声をかけてもらえました。
午後は惜しくも3-1で全勝とまではいけませんでしたが、ユニレアも取れ満足する1日となりました。
10/15の店舗予選にもリー清で参加しましたが、2回戦で対面の黄デクが大暴れし、見事に3-1で散りました…(そのデクも決勝で無惨様に倒されていました)
争奪戦環境でも、ベーシック環境でも除去の通りは良いので、今後も使い続けていく予定です。(せっかく光らせましたし)
というか信号機や生徒会がベーシック環境にもいるから、通りがいいのは当然ですね。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!
P.S.いつものことですが、募金箱を置いておきます。
前回のnoteも好評でいろんな方に読んでもらえて本当にありがたいです。励みになりますので、よかったらお願いします。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?