24//9/27 石破さん自民党総裁へ


この時期、あるべき方向で進んでいる。

この風の季節は、勢いのある強い風が吹き抜ける。



高市氏「女性の私が決選投票。歴史的瞬間」

 決選投票に向けて高市早苗氏が演説。「女性である私が総裁選の決選投票に進んだ。自民党にとっても日本にとっても歴史的瞬間だ」と語った。

 「史上最多の9人で総裁選を戦ってきた。政策は少しずつ違ったが、厳しい安全保障環境で日本を守る、災害の中で国民を守る、若い世代が未来に自信を持って活躍できる日本にしないといけない。どんな議論をしても行き着く結論はひとつだった」と振り返った。

 その上で、「私たちの国は成長していかないといけない。次の世代のために列島の隅々まで経済活動がいきわたり、どこに住んでいても安全に暮らせて、必要な医療や福祉、質の高い教育を受けられる、働く場所のある日本を作って、次の世代に引き渡しましょう」と訴えた。

上記朝日新聞

私には、高市さんの思想、イデオロギーでは、安心・安全な日本、自信をもって活躍できる日本に向かうにあたり、逆行するように感じる。人々の自由や選択肢を広げ、一人一人の生き方を応援することで、人は自分らしくいられる居場所をみつけ、活力をもって生きられるのだという真理をわかっているのだろうかと疑問を感じてきた。

石破氏演説「国民を信じる自由民主党でなければ」

 1回目の投票で2位になった石破茂氏が、決選投票を前に演説に立った。党所属の国会議員に向けて「私は至らぬものでありました。議員生活38年になります。多くの足らざるところがあり、多くの方々の気持ちを傷つけたり、いろんな嫌な思いをされたりされた方が多かったかと思います。自らの至らぬ点を、心からおわびを申し上げますとともに、この総裁選挙を通じまして、多くのことを学ばせていただきました」と語った。

 そのうえで自民党派閥の裏金問題を念頭に「ルールを守る自民党でなければなりません。ルールを守る自民党、そして国民を信じる自由民主党でなければなりません」と訴えた。続けて「国民の皆様方はなお自民党を信じていないかもしれない。しかしながら私は、国民を信じて、逃げることなく、正面から語る自由民主党をつくってまいります。勇気と真心をもって真実を語る。そういう自由民主党を私は同志の皆様とともに必ずつくり、一人残らず同志が来たる国政選挙において議席を得ることができますよう、日本国のために、全身全霊を尽くしてまいります」と呼びかけた。

上記朝日新聞

今回の石破さんは、昨日の映像を見ても、気の抜けた諦観に沈む様子がなかったように感じた。今回はひょっとして・・と感じたが、ふたを開いてみたら、ちょっとした奇跡が起きた。

石破さん、がんばってほしい。
国民が政治家に政治をもうすこし安心して任せることができるような風を吹かせてほしい。


東京新聞(最終演説全文掲載)


いいなと思ったら応援しよう!