これがジェノサイドだ。嘲る者たちの姿をみよ。
彼らは、一様にとまでは言わないが、パレスチナの人々の暮らしも、文化も、記憶も、歴史すらも破壊したくて攻撃をしている。
すでに自衛(self defense)の域はとっくの昔に超えている。自衛という言葉は、レトリックとして使われ、こうして白々しいほど空洞化する。国として、組織的にやっていることであり、国際政治に於けるリアリズムで正当化してよいはずがないが、止まない。
我々は核兵器の抑止力を目撃している。その相剋の中で、自分の手のうちに力が宿っているかのように錯覚し、猛々しく暴力を振るう者たちの姿を目撃している。欧米、特にアメリカの圧倒的軍事的優位を目撃している。国連での米国代表の発言を見よ。fully, fully support Israel 我々は国際社会におけるモラルの崩壊を目撃している。法の支配はダブルスタンダードの二枚舌で地に堕ちた。
我々の掲げるもの、頼りにするものは、そのようなものに過ぎない。掲げた途端、引き摺り下ろし、踏み躙り、高らかに唱えたところから、呪いに変えて、汚してしまう。こうして自らを欺く者になったのだ。
人に非道いすれば、必ず自分にかえってくると認識すべき。
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