子ども=小児科で考えると失敗する話
小さい子供がいると何かと病院に行かなければいけないトラブルが起こりますよね。
そんなとき、「子供=小児科」と安易に考えてしまうと、時間とお金を無駄にすることがあります。
それだけならまだしも、最悪、誤診されて余計な治療をしてしまう可能性もあるのです。
本記事では、私が汗疹(あせも)と散々言われてきた我が子が、アトピー性皮膚炎という診断をうけて痛感したことをまとめています。
いきなりですが、本日いいたいのはこちら。
※本記事は著者のメンタル具合によって、文体が変わります。
心臓の弱い方はご注意ください。
■概要
話の理解をスムーズにするために、大枠を説明しておきます。
私の文章では、正確に伝えるのは難しいかもしれないので、先につたえます。
受診した病院は2つ。
いずれも小児科
1歳半検診でも汗疹の相談をしており、これも含めると4回汗疹で相談しています。(1箇所で2回受診してます)
なぜ、ここまでアトピー性皮膚炎だと診断されるまでに時間がかかったのか?
どうしたら私はもっと早くに正解に辿り着けたのか?を考えていきます。
■病院を受診した経緯について
あるときから、首の後ろをやたらかくようになったのが小児科を受診するきっかけです。
■症状のまとめ
●首の後ろ、腰(オムツのゴムがあたる部分)、お腹をかくので、カサブタができる
●ひざ裏にカサカサして、赤みがある
特に寝起きによく首の後ろをかきます。
なんとなくお腹や脇腹あたりも、鳥肌のようになっており、ザラザラしていました。
今思うと、ここまで条件がそろっているのだからアトピー性皮膚炎の可能性にも気づいてほしかったです。
小児科①ね。
■小児科①での様子
夏場だったので私自身も汗疹だと思って診察をうけました。
案の定、「あせもだと思うよ」で終了し、塗り薬をだされて終了です。
処方された薬は、一番マイルドなステロイドです。
塗ると一時的によくなるものの、定期的にぶり返します。
まだまだ夏なので汗疹なんだろうと疑わず。
この時点での汗疹の診断は納得です。時期的にもそうですし、他に私から伝えたこともなかったですから。
■1歳半検診
夏が終わる頃に検診がありました。相変わらず、
「薬を塗る→おさまる→一定期間でまた発症する」
を繰り返していたので、相談してみました。
ちなみに、小児科医です。
なんとなく、大雑把な感じの母ちゃん気質な女医さんでした。
特に患部を見るわけでもなく言われたのがこちらのことば。
「もう夏っていっても終わるからね!秋にはおさまるよ。
ステロイド塗っておけばおさまるよ!」
目はキラキラ、表情はニコニコでそう言われたので、少々納得いかないながらもその場を後にしました。
ステロイドを過剰に怖がるわけではありませんが、
個人的にはすぐステロイドという発想があまり好きではないため、この女医さんの話には微妙な感想です。
ステロイドのメリットデメリットをちゃんと説明してくれるお医者さんはどのくらいいるでしょうか?
私は
一度も受けたことがありません。
勝手に処方されておわりです。
だから、ネット記事でデメリットや副作用の情報をみて
「えっ、知らなかったんだけど!」
と一気に不安になる人が多いのだと私は思います。
今の時代、忙しいなか時間を見つけて病院にかかるよりも、まずネットで調べるという人々が多いもんだけどなぁ。
どんな薬にもメリットデメリットがあるのですから、
命に関わる手術のときだけ患者にいろいろ説明するのは違う気がします。
どの薬剤を使うにあたっても説明しておかないと後で、
「そんなはなし聞いてないし」
となります。
少し脱線しましたが、元に戻します。
■再度小児科①を受診
秋真っ盛りです。
状態は変わらずなので、
「この薬をぬると症状はよくなるけど、根本解決には至らないみたいです。どうすればいいですか?」
(現状維持なのか、別の可能性があるのか)という意味で、
「薬を塗っても一時的には良くなるけど、治らないし落ち着かないんですよね」と医者に伝えました。
「これでも治らないか〜、でも症状は良くなるんでしょ?また同じ薬出しておきます〜」で終了。
症状は良くなるけど、治らないの意味がおわかりでない…?って感じです。
もちろん、対症療法といって、現状は塗り薬を塗って対処するしかないというのもわかります。
ですが
汗疹っていいましたよね?
もう秋ですよ?
わかりますよ、私も当初は汗疹だと思っていたので。
でも、いま汗かいていないんですよ。
でも痒がるんですよ。
why?
じゃないですか?
そこを考えないでどーするのさね。
※このあたりから、またあのときの記憶が蘇りメラメラしてきています。心臓の弱い方はご注意を…。
ちなみに、診断がついてからどれだけ日数が経過していても、完治しておらず、受診もしているなら初診料はとっちゃいけないのに取られたので、初診料を返金してもらいました。
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正しい例)
・8月受診→あせも(初診)
・9月受診→治らないので、薬ください(再診)
今回の例)
・8月受診→あせも(初診)
・9月受診→治らないので、薬ください(初診)
======================
上記の通りです。
【初診料の目安】
・最初の受診
・1つめの病気が治癒して、別の病気にかかった場合
・1つめの病気の治療を指示していたが、患者都合で中断した場合(来院しなくなったなど)
な、わけですが、①薬がなくなったので受診②前回受診したときから症状はつづいている、と伝えていたにもかかわらず、初診料をとられたので、その旨を病院に電話して医師と直接おはなしして返金してもらいました。
というか、「返金すればいいんでしょ!」で終了したのです。
医者の言い分は「①薬はなくなっていると判断した②1か月経過したら初診料をとっていい決まりになっている」でしたが、それこそちゃんと「決まり」があるので…
いいませんでしたが、調べれば出てきますよ、と。
機械的に患者をみていると、こういうことになります。
あくまで患者の状態を考慮しつつの判断が必要なのです。
また脱線しましたね。もどります。
■小児科②
便秘で通院している小児科で小児科①よりはマシなのでこちらでも相談
ただ、看護師さんにこちらの意図がなかなか伝わりにくいのです……。
「あせもの診断を他院で受けていて、その塗り薬を塗っていますが、一時的に良くなるものの定期的にぶり返します。
本当に汗疹なのか、アトピーのような気がもするので見て欲しいです」
上記の私の言葉を直訳すると、「小児科①は誤診なのではと思うので、セカンドオピニオンをお願いします」
これを受けての看護師からの質問
・症状、症状が出る部位
・ブツブツしてない?
・塗り薬を塗っても治らない?
・診てもらっている病院があるなら、経過もわかってるから、そちらで診てもらった方がいい
この看護師、何回も同じことを聞きよるのよ。
●ブツブツは診た限りではないと再三申したであろう…
●塗り薬をもらっても一時的には良くなるけどぶり返すと言っておるがな
●小児科①の診断を疑ってるからわざわざ貴院に参上しています
疲れました。
私の説明が悪いのか…?
やっと診察です。
どうにか、話よ噛み合ってくれ、たのむ。
■触診ののちの、聞き返される(爆)
触診され、症状がでている部位を観察。
からの〜
「アトピーなんじゃないすか?」
いや、それ、こっちが聞いてるの!
私はそう思うんだけど、
医師免許を持っていないので、
「医師」
の見解を聞きたくてここまで遥々参ったのです!!!
よかろう、
私の診断はアトピー性皮膚炎だと思うのだが、医者である君の診断はどうなんだい?
ディスカッションしようじゃないか。
って感じですわ。
先生に言われたこと↓
=================
●首、尻の上の腰、ひざ裏、触診でカサカサしてると判明したヒジがアトピー性皮膚炎の特徴に当てはまる
●「その状態が6ヶ月以上つづいているのであれば、アトピー性皮膚炎の診断がつきます」
=========================
あくまでガイドラインなのねって感じです。
しかもこの男(医者って言いたくなくなってきた)、
「どうですか?
6ヶ月以上続いていますか?」
すらも聞いてこなかったのよね
私に判断させてるのよ。
どういうことーーー!?よね⚡️
だから私も
「あせもって言われてきてたけど…」
って言いかけたら、
「今夏じゃないすしねっ(*´ω`*)」なんて被せてくるのよさ(笑)
そうですよ、だからセカンドオピニオンを求めにきたんだよってな。
ちなみに、両親のどちらかに気管支喘息やアレルギー疾患があるとアトピー性皮膚炎の確率が上がるんだそうです。
なので、ほぼアトピー性皮膚炎だと思う。
小児科②の最後の一言ね↓↓
「汗疹もアトピーも同じ薬なんすよね」
ほう、それはリサーチしていなかったので助かったでありんすね。
「一番マイルドなステロイドと言われたので、このまま使う感じですか?」
えぇーっと、、薬辞典をパラパラ…
「そうです、一番マイルドですね!
まだ症状が軽いので、都度塗る対処でいいとおもいます」
とのこと。
ほんとは、アトピーの治療についても聞きたかったけど、なんか用足りないのでやめました。
皮膚科で聞いた方が早い感じして。
旦那は小児科②が合わないみたい。
「絶対コミュ障だ」と認定してるの。
この日の話を旦那にしたら、「俺の見立て当たり!」だとさ。
私は見る目がないのかしらねぇ〜
おかげで学習できたわぁ。
とりあえず、子供=小児科と判断せずに、対応する科に行った方が、ちゃんも診てもらえるし、より的確なのでは?と思った次第。
次は小児皮膚科へGOするわっ!
最後まで読んでくれてありがとう😊