見出し画像

三叉神経鞘腫 3. 入院前

概要
1. 初期症状 
2. 病院行脚
3. 入院前 ←ココ
4. 手術
5. 手術後の体調
6. 入院中の過ごし方
7. 退院後
8. かかったお金、時間、まとめ

症状 症状開始から2か月

手術まであと2週間。
顔のびりびりに痛みがまじってきた。腫瘍が大きくなっていないか?と不安になる。
感覚の鈍さは治まってきたように感じるが、慣れてきただけかもしれない。
目が疲れやすくなった気がする。
三叉神経鞘腫は大きくなると視神経とか目を圧迫するようなので、関係があるかもしれない。
わからないことばかりだった。

入院前検査

手術1週間前に入院前の検査。
・PCR検査
・X線CT 胸部だったので、肺の影を見ていたと思われる。

書類記入

記名は本人だけで良かった。もしかすると病院によるかもしれないので、確認したほうが良い。
全身麻酔以外は担当の医師、今回の場合は脳神経外科の先生から。
全身麻酔は麻酔科の先生から。
ちなみに、麻酔の説明については入院してからだった。

入院前に電話連絡

私がお世話になった病院は、入院前日に電話がかかってきて、何時にどの病棟へ行くかの指示、部屋の種類について連絡があった。
実は、前日連絡の後に院内コロナ感染で手術が延期になった。
コロナ禍なので、こういうリスクもある。
部屋は4人部屋。追加料金はなし。科ごとに階が分かれているようだった。

入院準備

退院した今だから、あって良かった・役立ったものを記載。
一般的に必要なものは色んなところに書かれているので、それ以外のものと、特筆したいと思ったもの。

・病院から必要と言われたもの
 これは必須。いると言われているものは持って行こう。

・現金
 テレビカード買う場合はいる。テレビ、冷蔵庫、所によりインターネットを使用する場合。自販機を使う場合なども。
自販機はキャッシュレス対応だったけれど、テレビカード販売機は現金のみだった。
この病院は院内に無料のWi-fiが飛んでいた。
確か、有線を使いたい場合はテレビカードが必要だった気がする。

・キャッシュレス決済  ※病院の売店や自販機が対応しているなら
 大量の現金を持つのは怖い。クレジットカードではなく、電子マネーがいいと思う。クレカはなくしたときのリスクを考えると持って行けなかった。
ただ、クレカで精算する予定で、退院日に付き添いが来ない場合は、持っていってずっとセキュリティボックスにいれておく手もある。

・筆記具 ボールペンとノート
入院時の書類の記載に使う。入院中も、MRIをとるたびにの同意書を記載する必要がある。
手術後自力でトイレに行けるようになると、1日の大小の回数を聞かれるようになった。それのメモを取っていた。また、このnoteを書くための日記にもしていた。
手術後しばらく眼鏡をまともにかけられず、液晶を見るのがつらかったので、アナログな筆記具は重宝した。

・ウェットティッシュ
口拭いたりテーブル拭いたり大活躍。
14日の入院で約80枚使った。頻度は人による。

・下着
靴下とパンツだけ。病衣とタオルをレンタル。
脳はMRIとかCTがあるので、ブラしていると着替えが発生する。
そして腕を通す系の衣服は、点滴中は看護師さんに手伝って頂かないといけなくなる。
暑い時期で、家族が病院に来られるならば、たまに取りに来てもらう&新しいのを持ってきてもらうのがいいと思う。

・帰りの服
コインランドリーがあったが、正直術後すぐの肉体で洗濯はしんどすぎた。家族が来てくれるなら持ってきてもらうのもあり。
身体に鞭打って、行きの服を洗濯したら次の日1日寝込んだ。

・洗面用具全般、そして泡立て用品
病院には、シャンプーやボディソープ等は何もない。ドライヤーは借りられるかどうか確認する。
頭の手術する場合、シャンプーを泡立てるネットがあるとすごく良い。
傷があり、ホチキス的なもので留めてあるので頭でワシワシして泡立てることができない。爪を引っ掛けないでという指示もある。
泡で優しく洗ってあげる。美容院のシャンプーのように。
シャンプーはたくさん使ったので、多めに持っていったほうが良い。

・限度額適用申請証
手術となると間違いなく対象になるので、もらっておく。
入院のときに渡す。
これがあると会計時に多額のお金を払わなくて済む。

・病院でもらった書類全部
持っていたほうが安心。

・ヘアピン
 創部にガーゼを当て、テープで固定していたが、髪の毛があるのでテープが剥がれる。押さえるためにネットをかぶっていたが、それでも寝ている間にすっぽ抜けた。
傷に触れる可能性がない場所で、ネットがすっぽ抜けなさそうな場所を数カ所留めるのに使った。

・マスクを耳以外で留めるやつ
 ガーゼが耳にかぶさる関係で耳にかけられなかった。首で留められるやつがすごくほしかった。

・トナーパッドなど、顔を拭くもの
化粧水がひたしてあるコットンみたいなやつ。
顔洗うために下向くのが辛かったので、便利だと思う。
看護師さんにお願いして温かいタオルやおしぼりを頂き、それで拭くのもあり。
サボリーノ的なやつもいいと思う。かさばるのでやめたが、朝夜のスキンケアをマスクで済ますほうがかさばらなかっただろうか。

・ハンドクリーム
病院は大変乾燥しているのでどの季節でも必須。

いらなかったもの
・流さないシャンプー
頭に傷があるので、怖くて使えなかった。ICUでた次の日にはシャワーに行けたので、結局いらなかった。

2週間の入院で、2〜3泊用スーツケースパンパン+スーツケースの持ち手に差し込めるタイプのボストンバッグ半分くらいの量になった。
下着類は2回洗濯した。
帰りの体力は思ったより落ちているので、スーツケースが絶対にいい。


いいなと思ったら応援しよう!