三叉神経鞘腫 1. 初期症状
はじめに
半年ほど前に、三叉神経腫瘍という脳の良性腫瘍の手術を行った。
比較的稀な腫瘍ということで身バレしそうとは思ったが、
それよりも欲しい情報が見つからない悲しさが勝ったのと、同じように感じている人に届いてほしくて、書くことにした。
脳腫瘍の症状、手術、入院、費用。
同じように不安なひとに少しでも届くものがあるといい。
noteで書くのは初めてなので、わかりづらい点はある程度ご容赦願いたい。
記載予定
1. 初期症状 ←ココ
2. 病院行脚
3. 入院前
4. 手術
5. 手術後の体調
6. 入院中の過ごし方
7. 退院後
8. かかったお金、時間、まとめ
筆者について
女。アラサー。社会人。既婚。
肉体的にはすこぶる健康。
神経質で心配性だが面倒くさがり。
二次元が好き。文字を読むのも書くのも好き。
初期症状:症状の出始めを0ヶ月目とする
顔面を縦に割った右半分だけ、目頭から頬骨にかけてピリピリした感じ。
乾燥して皮膚が引きつれているわけではなく、内側から電気が走るような感じ。
目を閉じたくなるようなピリピリもある。
また、抜けた髪の毛が顔面にひっついてこそばゆいような感覚。
いつもではなく、ふとした時にある。
皮膚の表面は、赤みや発疹等の異常はなし。
このときはまだ病院に行く気はなかった。
不思議だな?とは思っていたが、仕事のストレスでこういった症状があるという記事を見たので深く考えていなかった。
この症状が起こる前からずっと体調を崩しながら仕事をしていたのもあるかもしれない。
1か月半後。
急に症状が強くなる。
常に顔面の感覚が鈍くなる。特に、触覚と痛覚が鈍い。皮膚とその下に一枚分厚い何かが被さっているために、感覚が伝わりづらくなっているような感覚。
時折、正座後の足の痺れのような、ビリビリした感覚が眉上〜頬骨〜口元まである。
特に、急に立ち上がったときにある。立ちくらみが起こるのと似たタイミング。
きれいに右半分の舌、唇にしびれ。常に麻酔されている感じ。
味覚はあるが、食べ物の触れた感覚が記憶と違うために違和感がすごく、ごはんの楽しみは半減。でもお腹は減る。
この舌のしびれが生じてやっと、病院に行こうと決意した。
症状を記録にすること
実は0か月目くらいから症状自体はメモに残していた。
顔の片側だけというところから、脳かもしれないと思っていたので。
私は、仕事で複数の事実から推理して一つの結論を導くようなことをしているため、真因を突き止めるために情報を集める大切さを常に感じている。
医師もきっとそうだと思ったので、一つでも多くの情報を正確に伝えるために、症状を感じたときにメモを取るようにしていた。
・具体的な症状
・症状の出た箇所
・症状が初めて出た日、初めて意識した日
・頻度(回数/日)
上記のような内容を問診のときに聞かれた。
本当に役立つかはわからないが、医師の方が判断するための一助にはなると思うので、メモを取るといいと思う。