龍飛岬マツカワ(マツカワガレイ)
青森の左先端にある龍飛岬。すぐそこに肉眼で北海道が見えます。
青函トンネルで特急列車だったり、青森から連絡船で北海道に渡ってた、
まさに”津軽海峡冬景色”の情景が目の前に。
今は、北海道新幹線が開通し、陸路で北海道に行くことが出来る時代になりました。何気なくフェリーを調べると、なんと名前が”はやぶさ号”。
偶然か、必然なのか、あまり知られてない情報かと。。。
五所川原から車で約2時間、龍飛岬に初めて降り立った瞬間、ものすごい強風に、思わず身体に力が入りました。ここは、一年中風が強い地域で、雪も飛ばされるそうなので、積もらないそうです。
龍飛岬の灯台の下にある、マツカワの養殖場。海洋深層水と真水を合わせて使用することで年中一定の温度を保ち、約1万匹のマツカワに品質のバラつきがなく出荷できます。
しかし、ここにも温暖化の影響が。海洋深層水の温度が上昇したせいで、約1000匹が耐えられず廃棄することに。。。今ではコンピューターで温度管理を出来るようにし、24時間365日体制でマツカワを育てています。
養殖場を視察した後、龍飛岬の灯台近くにあるレストランで、特別に試食させていただきました。透き通った身で臭みもなく、コリコリとした食感、甘みを感じたあと、旨味が後から追いかけてきます。
約1万匹を育てている佐々木さん。基本1人で育てているので、マツカワのちょっとした変化も気づくことができ、すぐに対処できる。高品質な龍飛岬マツカワには、それなりの理由がありました。
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