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移住のきっかけは、「顔が見えてくるような」キャンプ場|大分県中津市地域おこし協力隊 尾上直樹さん
アウトドア好きだから気づけたバルンのすごさ
「バルンバルンの森」をきっかけに、地域おこし協力隊として移住をした尾上さんにお話を伺いました。
熊本出身の尾上直樹さんは、2020年に中津市の地域おこし協力隊として赴任し、移住をしました。
現在は、中津市三光地区で、八面山をはじめとした観光資源の掘り起こしなど”地域おこし”をしています。
学生時代に、あるセミナーで田代夫妻に出会い、その後、「バルンバルンの森」に訪れるようになったそうです。
元々、山登りが好きだったため、キャンプをすることはありましたが、一般的なキャンプとの違いに驚いたと言います。
「キャンプ場じゃない、キャンプ場という印象でした。キャンプって、普通は山に登るついでにするもので、テントもちっちゃくて、トイレと炊事場があればいいぐらい。ただ、「バルンバルンの森」に来てみたら「すごい」と。「ここキャンプ場なんだ」みたいな」
普段から山登りやキャンプをするからこそ、「バルンバルンの森」の「すごさ」が理解できたと言います。
「顔が見えてくるような」キャンプ場
「バルンバルンの森」の印象や魅力について聞いてみると、
「違いますもんね。久住とか阿蘇とかって、草原でひらけていて、自然の力を押し出しているけど、バルンは、自然もだけど、人の手も入っている。すごいですね。人の手が入って、「顔が見えてくるようなところ」が、いいですね」
「顔が見えてくるような」キャンプ場が「バルンバルンの森」だと言うのです。
確かに、「バルンバルンの森」に行けば、至る所に、手作りの看板やベンチ、巣箱、あたたかみのあるバンガローや読書室、カフェスペースがあります。
それは一つ一つ丁寧にコツコツとしてきた仕事の成果であり、既製品で装飾するのとは、全く異なる空間です。
「やれ」と言われても、そう簡単にできるものではありません。
それこそ、樹の幹が成長するように、長い年月をかけ、じっくりじっくりできていくものなのではないでしょうか。
だからこその「顔が見えてくるような」「キャンプ場らしからぬ」キャンプ場ができたのでしょう。
「顔が見えてくるような」仕事をしていく
「さすが、なおちゃんいいこと言うなあ」と言うと、
「中津市や耶馬渓も、そこを目指していった方がいいんだろうな、と思います」
全体として「顔が見えてくるような」地域であれば、それはすごく温かみのある、魅力的な地域になるはず。
尾上さんは、地域資源の掘り起こしの仕事をしながら、カメラの仕事もしています。
尾上さんの写真も、尾上さん自身の優しく、誠実な「顔が見えてくるような」写真で、とても素敵です。
「顔が見えてくるような」写真を撮るカメラマンが、「バルンバルンの森」をきっかけに、この地域に移住してきて、今では、「バルンバルンの森」だけでなく、この地域にある多くのヒトやモノを撮っています。
(↓以下は尾上さんが撮影した素敵な写真です。)
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