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坂本真綾「nina」雑感
1) ピアノのリズムとストリングスの雰囲気がGet No Satisfactionと被っている。
2) ストリングスが張り上げてばかりで抑揚が無く表情に乏しい。
3) サビの部分転調が伴奏で誘導する事なく現れるので唐突。
4) ドラムの音が軽い。
5) ピアノの音がコンプで潰しすぎて音量が小さいはずなのにうるさい。
6) 全体的に小さい音はあっても弱い音が無く耳障り。
基本的にポップスの悪いところが出てる。
クラシックより抑揚と表情に乏しく、ジャズやロックよりリズムが軽く、転調が不自然。
坂本真綾自身の歌は落ち着いているし綺麗で良い。しかし、折角彼女が張り上げずに表情豊かに歌い上げているのに伴奏がそれについてこられていない。タイアップとは思えないほど伴奏が雑で退屈。
同じ坂本真綾でも2009年のGet No Satisfactionや2010年の光あれの方がライブでスタジオより音圧が弱くなるのに、楽器それぞれの粒立ちが綺麗で迫力がある。スタジオ録音の悪い所が出ている。こんなキンキンに張り上げっぱなしの伴奏をループしてたら、すぐに難聴になってしまう。