デリフィサチを改良してデリセサチにした
1970年代に西塚智光が提案した階名デリフィサチ。
自分は今まで黒鍵部分はシャープかフラットをつけられた階名、ド♯ならド、レ♭ならレと歌っていたが、やはり不便なので今さながらデリフィサチを導入した。
しかし、ここで問題が起きた。ファとフィの視認性が悪いと言う事だ。
リディアンスケールを書くとこうなる。
ドレミファソラシド——イオニアン。
ドレミフィソラシド——リディアン 。
これ、どちらもイオニアンに見えてしまわない?
ファとフィが直感的ではない。
そこで、フィをセに変更した。
これでイオニアンとリディアンを並べて見る。
ドレミファソラシド——イオニアン。
ドレミセソラシド——リディアン 。
どうだろうか? 文字を読まなくても抽象的な記号として簡単に視認出来ると思うのだけれど。
そんなこんなで、自分はデリフィサチではなくて、デリセサチに決めた。