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突っ込みはお笑いの1側面に過ぎない

有名どこだけど、アメリカのスタンダップコメディでは突っ込みがなく笑いが成立してる。
イギリスのMr Beenなんかも突っ込み不在でひたすらボケ倒して笑いを取ってる。
ただし、アメリカのお笑いでも突っ込みはある。
例えばアルフALF

宇宙人であるアルフがボケて、地球人であるウィリーが突っ込んで笑わせてる。
というか考えてもみなかったが、突っ込みがあるから当時の日本で受けてたのか、逆に。
日本では1人でやる落語だとボケのみの場合もあるが、並行して突っ込みもある。
落語界で最強の古今亭志ん朝なんかわかりやすい。

枕ではボケのみで笑わせて、噺では突っ込みで笑わせてる。
欧米では2人以上のお笑いは突っ込みあるが、1人でやる場合にはボケ通し
日本の場合は1人だろうが2人以上だろうが基本的に突っ込みあり。
日本だとサンキュータツオが漫才の分析をしてるし、彼は渋谷落語という企画で落語の浸透にも一役買っているが、突っ込み文化に関する研究は今のところ無いようだ。

なるほど自分が漫才より落語が好きなのは、そういう意味では漫才やコントよりは突っ込みに縛られずうるさくないから、だとも言える。
無論、優劣の話ではないが。

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