アニメやゲームは、その性質上ジャンルが幅広く自由だからね。基本的にやってはならない事が無い。だから自然と採用される音楽の幅も広がり、流行や主流亜流はあれど幅は広く自由だ。
ただ、アニメやゲームで素晴らしいのはタイアップではなくBGM、劇版だと思う。
確かにタイアップ曲の方が売れるし有名だが、実は同じ作品のBGM、劇版を担当した作家の方が長く活躍している。
例えば自分が崇拝している菅野よう子のタイアップ作品はこんな感じになる。
彼女は世界中の古今東西の音楽をいいとこ取りする作家だから作風に幅があるので有名だが、アニメOPだけでこれだけの幅がある。
例えば、他にも激版の重鎮である田中公平なんてこんな感じだ。
彼はブラスに特徴があるが、その上でこういう幅を持っている。
特に器楽は歌と違い言葉や人種や世代に縛られずに楽しめる。それらをこなす職人だからこそ、タイアップ曲も益々自由になる。