蕁麻疹③ 慢性蕁麻疹 1周年報告
慢性蕁麻疹と診断されてから早1年が経過しようとしています。
ちょっといい感じですが、結論から言うとまだ治りません!やっぱり甘くない!
というわけで、ご興味のある方は過去のも含めてぜひご一読ください!
前回の受診からの約半年間を振り返る
春から夏、秋と、あっという間に季節が通り過ぎて行きました。
私の蕁麻疹をおさらいしますと、
このように、抗アレルギー薬を3つ飲んで抑え込む日々が続いていました。
眠たくなる、と怯えていたのも初期のころだけで、体は慣れていき、眠さもさほど感じることがなくなっています。
病院には1か月半に1回くらいのペースで薬をもらいに行っています。
慢性蕁麻疹と機械性蕁麻疹の見極めに悩む
序盤からどちらも出てしまっていた私の蕁麻疹。
何もしなくても出る慢性蕁麻疹は、「あー、なんか痒い、やっぱり出てる」といった感じで、ふいにやってくるため、自分の中ではもはやあきらめモード。
こうやってあきらめている時に、さらに無意識で圧迫してしまって出る機械性蕁麻疹がやっかいです。
かゆい、やっぱり出てる、の後に、「あれ?ここさっき何か当たってたかな?」と過去の行動を思い起こす、という作業が増えるのです。
例えば、腕の裏側に線上にかゆいゾーンが現れた場合、思い起こすと、
「あー、テーブルに手を乗せてテレビ見てたな、そういえば」と、たいてい原因があるのです。
これを思い出せる時はいいのですが、無意識の動きは思い出せない!
なので、慢性OR機械性、さぁどっち?!と自問自答ばかりです。
これを病院で話してみると、
もしかすると、機械性に隠れて、意外と慢性蕁麻疹の方はよくなってる、ってこともあるのでは?
と、目からうろこのお話が。
確かに、黙っていて出ること、減ってるかも・・
もしよくなっているようであれば、減薬してみるチャンスでもあるそうで。
嬉しい兆し!
早速、ルパフィンを1錠減らしてみました。
アイスティー、美味しかったのに
数日間ルパフィンを2錠から1錠に減らしてみたところ、
じわっと出現する蕁麻疹が出ていないことに気づきました。
おっと、もしや本当にちょっとよくなってきているのかも!
半年以上経過してやっといい兆しを感じれたので、かなり嬉しかったです。
今年の夏も暑かったので、水分を取る際に、水に飽きて、麦茶も飽き、
何か美味しく日常的に飲めるものはないか、を探していたところ、
アイスティーを思いつきました。
よく行くコーヒーショップでも飲むし、美味しいし、自宅で水出しすればいいじゃない!と、すぐに準備して1リットルの容器で作りました。
すると、その日から、なんだか蕁麻疹が増えた気がしました。
減薬したばかりだったので、やっぱり薬を減らすのが早かったか、と反省して、1錠追加して飲みました。
翌日、1錠追加しているのに、なんだかあちこちかゆい、気がする。
何かおかしい。
ここ数日で変わったことといえば、アイスティーを飲み始めたこと。
もしや紅茶??蕁麻疹が悪化するなんて書いてないけどな??
と、思いつつも、これ以上おかしくなってからでは遅いので、アイスティーを飲むのをやめました。
すると、蕁麻疹は治まりました。
ちょうどそのあとで、通院の日だったので、医師に報告してみると、
減薬していたことよりも、アイスティーの方に矛先が。
「金属アレルギーの可能性ありますね。ちゃんと検査してみますか?」
え?? まさかのそっち??
医師は、金属を断定するのは背中のパッチテストしかなく、2日お風呂に入らず週に何度も通院して背中の経過を見せる、という検査方法の説明をしてくれました。
この真夏に2日お風呂に入らない、週に何度も通院、なかなか大変なので無理にはすすめませんけど、と言ってくれたので、今回は見送り。
いずれにしても、今後紅茶を飲んだあとで出るか出なかったか、は教えてください、とのことでした。
帰るときに思ったのですが、私は10年ほど前からピアスが出来ない体質になっていました。
ある日から、ピアスを付けると耳の穴がジンジンするのです。
これって金属アレルギーってことなのかな?
大人になってからこうなる人多いって聞いたから私もそれだったりして
と思い、付けることをやめていました。
まさか、紅茶がそこと連動するなんて・・
そしてそれが蕁麻疹とも連動するなんて・・
といった感じです。
というわけで、1杯だけで飲んでも体に異変はないので、
「おそらく蕁麻疹が増えた原因はアイスティーを大量に飲んだから」と結論づけができそうです。
しょうがないので、夏の後半は水を飲んで過ごしました。
アイスティーをやめてからは、また蕁麻疹は減り、平穏に過ごせました。
蕁麻疹と夏の相性が悪い
機械性蕁麻疹は、(かゆみは抑えれても)薬で抑えることはできない。
それは何度も病院で説明されているので、あきらめの境地ではありますが、
この夏はその機械性蕁麻疹にかなり苦戦しました。
長袖と半袖の差は歴然です。
これは夏にならないと実感できなかったので勉強になりました。
半袖であることで、何でもダイレクトに物が触れることになる。
無意識で買い物かごなんぞ腕にかけたら最後、レジを通過するころには片腕が真っ赤になっています。
通りすがりに何かに当たっていた場合も、腕が謎の赤い蕁麻疹だらけに。
冬の間はそうなっていたとしても、直接当たらないことでダメージも少ない。
薬でかゆみが抑えられていれば、腕をまくらない限りは赤味を見ることなく終えることもあったのだと思いますが、
夏は全部がスケルトン。
余計に蕁麻疹が出ている気持ちになりましたね。
裸足でサンダルを履けば、足首に蕁麻疹。
パソコンを使えば、腕の下側に蕁麻疹。
日々、蕁麻疹が出ないように策を練り甲斐がありました・・。
夏の終わりから、更に減薬チャレンジ中!
夏にルパフィンを1錠に減らして様子を見てから1か月ほど経過しました。
そこで、経過観察を強化していると、やはり機械性蕁麻疹しか出ていない気がしてきました。
よし、減薬のチャンス再来!
ということで、ルパフィンをやめ、夜のビラノア1錠のみにしてみました。
現在1か月ほど経過しましたが、慢性蕁麻疹の方は出ていないと思われます。
機械性は相変わらずなのですが、長袖を着る日が増えたので、夏程気にせず生きていけそうです。
1年を経過した感想
正直、絶望のスタートだった1年前からは考えられないほどよくなってきています。
治るかどうかわからない、という不安の中の始まりで、ここまで薬が減らせるとは思っていなかったので、感動すらあります。
ただ、完治もしていないし、なんなら機械性蕁麻疹は絶賛継続中なので、ここまで喜ぶのもどうかと思いますが笑、紆余曲折しながらうまく付き合っていけてるのかな、と自画自賛するしかありません!
また経過を報告できるといいなと思っています。
読んでいただきありがとうございました。
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