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ちゃんと雪が積もって「さっぽろ雪まつり」開幕って話

噂の「帳尻合わせ」発動


1月下旬まで数十年ぶりという雪の少なさだった札幌。
雪がないのに、例年通りの排雪作業もやってきたりして、更になくなり、
我が家の前はアスファルトが見えていた。
2月になったら自転車に乗れちゃうかもね、なんて言いつつ、
どこかで「帳尻合わせ」のドカ雪がくることを恐れる日々だった。

”積雪の帳尻合わせ”
道民にはおなじみのフレーズ。
雪が少ないなと思っていても、どこかでどっさり降って、結果平年並みの降雪量だったね、という状況。
または逆で、序盤でどっさり降って、後半ほとんど降らない、でも結局平年並みだったか、という状況。
かといって、どっちがいいとかはなく、”ずっと少ない”、とか、”全然降らない”、というのが道民の理想だ。

北海道は広いので、太平洋側の海沿いだったり、極寒だけど晴れが多い地域などは、そもそも雪が少ない傾向にある。

私の感覚ではありますが、ざっと分けると、こんな感じ

札幌はというと、日本海側から雪雲が流れて来やすく、道内でも雪が多く降る土地。
いちばん人が住んでいるのに大雪が多く、交通は簡単にマヒするのが難点。

新千歳空港付近はあまり雪が降らない。
なのに、冬の飛行機利用は、まず、
”自宅から時間通りに空港へたどり着けるか”
という最大のミッションがある。
もはや冬の旅行は賭けみたいなものだ。

そんな札幌が、年が明けてもアスファルトが見えるほど雪がないなんで、ほぼ経験がない。
ずっとこうだといいのに、と、全札幌市民が思ったことだろう。

でもやはり、そううまくはいかない。
2月スタートと同時に大量の雪が降る日が続いた。
さらにダブルパンチで、気温が高めで重い雪。
毎日20センチ以上降った。
これぞ、帳尻合わせ。
ニュースではこれで「平年並み」の積雪量になったと報告していた。

気温が低く、寒かった場合の積雪20センチは、十分苦戦する量ではあるが、ふわふわなのでプッシャーと呼ばれるスコップで雪を押せるため、比較的雪かきがラク。

がしかし、今回の湿った雪。
自分が歩いたところは即固まり、地面と一体化。
重さと湿り気でプッシャーで押すこともできない。
安易に押しながら軽快に走ると、地面に引っかかり、スコップの持ち手で胃部を強打することになる。笑
かといって雪を持ち上げると、重みで完全に腰がやられる。
今回降った雪は、連日うっすら水色に見えるほどの水分量のある雪。
それが一気に、何日も、で、すっかり疲労困憊だった。

札幌は、その後やや落ち着いた積雪量となったが、
4日には、道東の帯広で記録的大雪。
寝て起きたら、積雪0から120cm。
全く雪がなかったのに、朝玄関開けたら胸まである雪。
これは絶望しかない。
可哀想すぎる。。。
これに比べたら積雪65cmの札幌、まだましか…、と思うしかない。

そんな感じで、今年も北海道は雪だらけ。
まだ2月。
全然春は遠い。

せっかくなので、「さっぽろ雪まつり」をご覧ください!


そんな中、札幌では「さっぽろ雪まつり」が開幕。
今年はいつもより暖かいので、なんとか最終日まで雪像が崩れないといいな、という感じで。

ちなみに、「さっぽろ雪まつり」、実は札幌市民はあまり関心がない。笑
観光客が多くて混んでるから行きたくない、
寒いから別にわざわざ行かなくてもいい、
これらがよく聞くコメントで、まぁ、同感かな、という感じ。

今年は、そんな気持ちを封印して、通勤の際に一部通ってみたので(もしかすると初かも笑)、
ぜひ写真で楽しんでいただければこれ幸い、ってことで。
ちなみに、トプ画にした写真は、
根強いファンの方がたくさんいるという噂の「雪ミク」です。

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