お別れホスピタルを見て
こんにちは。蛍雪です。空気が乾燥していますね。そのせいでつねに喉が乾燥してます。カラッカラです。
今日はお別れホスピタルを見ていました。原作も読んだことがありましたが、やはり一話目から重いですね。産まれることは選べないけれど、死ぬことはある程度カスタマイズできますからね、他人がどうこう言えるようなものではないですが、やっぱり生きていてほしいなんて無責任なことを思ってしまいます。
ここからはネタバレ注意です
主人公の妹さんと口論している場面、ありましたね。きっと妹さんは本気で死にたくて悩んでいるのだと思われます。主人公はその前で、誰にも悩みを言わず、見せず、(主人公にはすこし話していましたが、あれだけでは誰も、今後を予想できないのではないでしょうか)命を絶ってしまった方を見ていますから、生死でずっと悩んで、他人にまで強くあたるのを見て我慢できなかったのでしょう。
まー誰だって、死にたくなるときあると思うんですよ。でも、いきたいと強く思う日もあると思うんです。だから、どっちの言い分もわかるんですね。多分あの場面で、100パーこっちが正しい!、と思える人って少ないのではないでしょうか。
私の話をします。
私は死にたいと思ったときに、そこの裏に、周りの環境から逃げたい、こんな自分を変えたいって思いがあったことに気が付きました。わざわざ死ななくても、良かったんです。そこからいろいろ本を読んで、生き方を考え始めました。今でも周りから、雰囲気がすごく変わっていてびっくりする、と言われます。
案外、勇気出して環境変えてみるのって大事だと思いますよ。自分を変えるのでもいいですが、もしどうしようもなくなったら死ねばいいですし、(そのために市販薬など多めに持っているわけです)
何もせず、何も見ず、経験無しでただ自分の狭い世界に酔ったまんま亡くなるのって、ダサいなと思ったのです。なんのとりえもない自分ですが、行動力だけは強くてよかったなあと思います。これはニヒリズム的思想になりますが、別に正しいものなんてないので。誰だって間違っているし、私だって違っているでしょう。生きる意味なんて、使命なんてないので、わたしのやりたいように自由に生きて、いつか死にます。誰かに嫌われても、その人の考えが正しいわけではないので振り回される必要はないのです。
ドラマの話に戻りますが、人は死ぬときには一人だ、とよく聞きますが、最初に出てきた三人は、きっと、三人で天国にいったのだろうなと思います。人生の最期が一人じゃないって、そうとう力強いのだろうな…それだけ人に愛されていたという証拠でしょう。私も人と一緒がいいです。死ぬときは誰か道連れにしてやろう(^^)