良いことが起きないかなぁ、と思う人へ
「私の生活って、楽しいことや面白いことが全然起きない」
以前の私は、良い事や面白いことっていうのは日常では特別なことで、本当に心がウキウキする出来事のことだと思っていました。
特に、コロナ禍のときは鬱々とした状態で子供の心配をしながら、会社と家をただただ往復していたのでしんどいとしか感じていませんでした。
Twitterを開けば「在宅が最高!」と声高に言われていましたしね。
会社の報酬も少ないから副業もしたけど、やっぱりしんどい…という気持ちが先に立ってました。
なんで私、こんな人生を歩んでるんだろう?みたいに「自分は不幸」的な妄想がどんどん拡大していっていました。
確かに大変な時期だったのは確かですが…。
本当に良いことがなかったのでしょうか。
今思えば、それは大間違いでした。
良い事はたくさんあった。
たくさんあったのに、哀しいくらいに気が付いていませんでした。
本当に勿体ないことに、無意識に全部スルーしてたんですよね。。
日々やるべきタスクをこなしているのみで、感情がなくなっていたのだと思います。
平日は会社と育児、休日は平日に出来なかった家のことや副業など、バタバタしているうちに1日が終わっていきました。
やらなきゃいけないこと、こなさなきゃいけないことだけで精一杯だと、嬉しいとか楽しいとかの感情を感じなくなっていきがちです。
それでいて基本、余裕がないのでイライラや不快な感情だけはしっかり感じていて。
息子の学校の担任から電話がかかってきたり、娘がちょっとしたことで怒ってばかりいたり。
会社では、必死にやってるのに嫌な顧客からネチネチ言われたり。
なぜ私は必死で頑張ってるのに、こんなことになるんだろうって。
今思うと、悪いことにフォーカスしてしまうクセがついてしまっていたんですね。
もしこの時の私と同じような人がいたら…とても勿体ないことをしているので、良いことにも是非フォーカスしてみてください。
必ず1日一回は良いことが起きているはずです。
良いことというと特別なことを想像しがちですが、ほんとに些細なことで良いのです。
例えば、
・通勤電車、今日は座れた
・今日は出社前に会社近くのカフェでコーヒー買った
・子供が学校の友達と楽しくしている
こんな風に普通のことで十分。
そして、毎日簡単にメモしておくのがオススメです。(メモするのが難しいなら、無理してメモする必要もありません)
メモしていくうちに、脳に良いことが起きてることが認識されて、良いことに自然とフォーカスしていく脳に変わっていきます。
良いことが起きてると実感していくことで、幸福度が全然変わっていきますよ。
副業に関しても、辛くなるくらいなら辞めてもよし!という気持ちくらいでいたほうがちょうどいいです。
無理して続けるより、エネルギーが高いときに取り組んだほうがうまくいきます。
なので、日常の中で人と関わってほっこりした気持ちになったり、ゆっくりできたりしてるときに、
なんか嬉しいなぁ。
ああ、私今のんびりできてるなぁ。
ぐっすり寝てスッキリしたなぁ。
など、意識して感じてみましょう。
自分には良いことが起きてる、自分はやりたいことを叶えることができる、という自信にもなっていきます。
一見小さいことでもスルーせずに、ぜひ一つ一つの良いことを感じてみてくださいね。