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フィリピンのクリスマス用のハムがうますぎて売れ残りを大喜びでリピートする我が家。

フィリピンで家族と暮らしています。

フィリピンではクリスマスになると、スーパーにやたら丸いものが売られるようになるのだが、この、冒頭の写真の球体もその一つ。


これ、初めて見た時中身の想像がつかなくて、全然購入する気になれなかった。高いし。約600ペソ。
日本のおせち的なもので、伝統を重んじて食べるのもだと決めつけていた。なので、味への期待値が異常に低い食べ物だった。

そんな時、主人の会社でこの球体が配られたとかで持って帰ってきた。

何処から開けるかも正解はわからないけど、キッチン バサミで先っちょ切って、中身を取り出してみた。


中身は切れてるハム。


チキンが何かのかたまりかと思ってたから、どうやら調理するのも簡単そう。

味見をしてみると、調理済みのソースにしっかりと染み込み、そのまま食べられるタイプ。

そして、食べてみると、普通に美味いじゃないか。予想を遥かに超える美味しさ。

このソースは甘く、しょっぱく、一体何かと調べてみると、その名はパイナップルGlazeという名のソースらしい。

ソースの材料はパイナップルとブラウンシュガー。そして、甘いだけではない、このしょっぱさはこのハムを作る時に塩漬けにする時のもののようだ。


フィリピン人は、これをクリスマスのご馳走として、食すのでこの球体をさらに調理してアレンジを加えていくようだ。

我が家では、このハムをサンドイッチにして食べる。ハム以外には、レタスとマヨネーズさえあればもう本当にうますぎるサンドイッチができる。

開封前のクリスマスハムとどこにでも売っている食パン
クリスマスハムのサンドイッチ

このパイナップルGlazeソースとマヨネーズの組み合わせが最高すぎるのだ。(もはやハムなしでもいけるかも。)


子供たちの学校にはスナックタイムというランチ前の時間帯に、軽食を持っていく。そのスナックタイムにピッタリなサンドイッチという訳で、ほぼ毎日このハムサンドを持っていく。ハムとマヨネーズ以外は適当にその日あった具を追加する。ツナマヨ、マヨタマゴ、卵焼き、きゅうり、など。

ほぼ毎日お世話になっていたら、あっという間にハムを、食べ切ってしまった。


『これが最後のハムだよ。また来年のクリスマスシーズンまでお別れだね。』


そんな、クリスマスハムへさようならと言いながら朝食でもハムサンドを食べる息子。


午後にスーパーへ行くと、クリスマスハムがまだ若干売れ残っているのを発見!

売れ残りでも値段一緒!

でも、買います!

お任せください!

我が家はクリスマスしばりは全くございません!


球体の物体のおかげで、我が家は当分ハムサンドイッチにお世話になる日が続きます。


フィリピンから日本へ本帰国となったとき、一番名残惜しく思うランキング暫定1位の話でした。

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