ぼっち在宅介護 じゃない自己ケアとか指ヨガの話
私、現在更年期真っ只中でございます。
更年期症状の一つに、手指の第一関節に激痛がくるというのがありまして…それに半年くらい思い悩んだ時のお話を少々書きます。
介護がはじまった当初は、割とガンガンと体は動けていました。
が、少し経った辺りから足首や膝がだるかったり痛くなり、正座が苦しくなってきまして…
次第にその痛みが治まったなぁと感じたら、次に手指の関節が赤くなってズキズキと痛みだしたんです。
じわりじわりと痛みだし激痛になる
次第に骨が歪んできた画
薬指も炎症の赤みが出てる
コレが痛いんだヨォ😭
「なんだか最近痛いなぁ…」
と思っていたら、どんどん痛くなり、薬指や中指まで痛みだして、気づいたら左の小指の関節は歪んでしまってました…
父の介護をする時、父の体位変換とか、父を引き上げたりする時とか、我慢していたのですが、ある日から激痛で、「ウギャーっ！」という感じになりまして。
調べてみると、ヘバーデン結節というそうで…
理由ははっきりわからず、女性に多く、まぁ遺伝だったり、更年期だったりということらしく…
関節の軟骨がすり減っていく痛みで、第一関節がどんどん指が変形していくというのです。
で、いつなおるか？というと、5年くらいで気にならなくなる人もいれば、ずっと痛い人もいるというし…「え？マジで…😭」という話。
（第二関節が痛むのもあって、ブシャール結節というそうです。私は第二関節はセーフ。両方なる方もいるそう。）
そう言えば、母の指も何本か曲がっていたし、一緒に暮らしていた80代後半になっても、痛がっていました。はぁぁぁぁぁ…
マジかぁ。痛い…
普通にしてる分には痛くないのですが、チョンと関節に何か当たる、擦れると、痛い！
コンッと当たった日にゃ「⁉️😱」声に出せないくらいの痛みなんですよ。
マッサージしたり、痛み止めを飲んだり塗ったり、サポーターを買ってつけたり、自分で編んだものをつけてみたり…
いろいろやりましたが、全くもって歯が立たず…とにかく痛いし、介護がツラい…
完治はないけど手術をする方とかいらして…
調べてみると、歪んだ指をきれいにするモノみたいで…
「そうじゃないんだ！痛みをマシにしたいのよ！」という感じで。
もう痛いし、ツラいし、介護はなくならないし…どうにもこうにも悩むこと数ヶ月…
関節の痛みは他の病気の可能性もあるということで、内科と婦人科で血液検査を受けて。
他の疾患なく、更年期症状の一つと言われました。
さて、そうなったとして…指の痛みは先生方は専門外でして。更年期に対するホルモン療法はできても、それがヘバーデン結節に効くかはわからないということで…
痛みから自分を解放する手立てをまだまだ模索せねばなりませんでした。
父の介護があるので、手術なんて無理だし…
あらゆるサポートグッズもダメだったし…指に湿布を貼って父の体を引っ張っていた時期もあります。痛みを覚悟で「うりゃーっ！痛い‼️」みたいな。
で、ずっと痛いので、ずっと指のことを調べていたら、指ヨガなるものがあることを知りまして。
それは、ヘバーデン結節に効くわけではなくて…指を体に例えてストレッチしてると、体の姿勢や痛みが減る？自律神経に効く？みたいな話で…
？？？
なんで？
変な詐欺まがいの教えとかなんじゃないの？
って感じはしたんですが…
でも、もう本当に指が痛くてつらかったので、藁をも縋る思いで、コロナ禍に本を買いました。
昔から東洋医学では「手・足・耳というひとまわりの場所（部分）に全身（全体）の情報がある（＝部分即全体）」といわれています。手の緊張が和らぐと、脳がリラックスします。同様に、手は全身とも深く関連しています。
なー、なんでもいいや！
とにかく痛いから指ヨガやってやろうじゃないか！
という気分ではじめた指ヨガなんですけども…
本の表紙にある
⚫︎反らせる
⚫︎関節をさする
を５本指にやってましたら…
最初は痛くて痛くて全然反れませんでしたが、次第にきれいに反れるようになってきまして…1週間くらいすると、第一関節の痛みがグッと減りました。
あれれ？っなんだ？痛くない！
それまで、マッサージはしてましたが、反らすということはしてきていませんでした。
痛いヨォ、痛いヨォとグッと丸めることばかりだったように思います。
指と体の相応図を意識して、指ヨガ、ストレッチをするようになりました。
私は左手の小指が一番痛みが早く強くきました。左の足首が固いのかな？とか、婦人科系の疾患があったのですが大事にならずに済みまして、左小指が代わりに痛みを受けてくれたのかなぁ…とか。
自分の頑張る手指に労りと励ましを贈るようにしました。
すると…本当に、痛みが気にならなくなってきて…（痛みに慣れたかもだけど、大激減したのは間違いなくて）
左の小指以外に、
薬指と中指と人差し指➕右の小指と中指に赤い炎症がでていましたが、左の小指のような歪みが出ないで痛みと別れることができました。
指ヨガで、反りを行うことで、変形を免れたようです。
母が晩年、指が痛かったのは、変形させてしまった痛みだったのではないかと思います。
小指以外は
大きく変形せずに済みました。
今でもじわじわ痛みが来そうな感じはありますが、お風呂やテレビを見ながら、☝️を反り反りしてますと、痛みにはつながりません。
今にして思えば、介護当初は、実家問題に深く思い悩んでいましたし、体も急な変調があり、環境は変えられず、自律神経も限界だったんではないかと思います。
が、指の痛みが勝っていて、自分自身が疲れ切っていたことに気づけてなかったかもしれません。コチコチに固まった体も頭も心にも労りの言葉をかける暇はなかったです。
固まってしまった体自体を大きく伸びやかに反らせられなくても、指と手の腹をゆっくり伸ばすことで、体のして欲しいこと、心の重さに新たな気づけていった気はします。だんだん体が動くようになっていきました。
あ、これが自律神経に効くってことかーって感じではあります。
指ヨガは、体が動かしにくい方とか高齢者の方でもできるヨガです。
あちこちに痛いなぁ、ツラいなぁ…という方は、ぜひ、指反らしだけでもやってみてください。何しろ、タダですからねー。
片手でできない方は、こんなでもいいです。
ほいっ！
ぜひ、ハンドクリームを塗る時にどうぞ🫴