
組長やらせていただきやす!
にゃー!!!!!
大したことではないんですけどね。
田舎の集落に根を下ろしましたんで。
でもって、うちの実家が人が住まなくなるんで抜けまして。
引越しした我々がズポッとそこに入りました。
(あ、集落の名簿みたいなのに…)
すると、ちょうど実家の順番に、組長というお役の順がきまして。。。
組長といっても怖いヤツじゃなくて。
1班、2班、
1組、2組、
みたいなやつの長。
長⁉️
といっても、回覧板を回すとか、配布物を配って回るとかなんで。大したことではないんですけども。
役員の皆さんは、「いきなりは大変じゃないか?」と言ってくださったらしいのですが、
イトコが「やりながら覚えたらいいよ。やらなきゃ覚えない」と言ってくれたらしい…💧
いろいろ迷惑をかけているイトコのお言葉なんで、襲名させていただくことにしました。
なんせ、田舎も人手不足。
80歳を越えたら、希望者は免除になる町会です。80代が一番人数が多い集落で、50代がじっとしてるわけにはいかないということです。
春の年度がわりのため、大量な配布物と異形な配布物…
そして、回覧板…💧
朝から、ウチの組の分を分け分けしてポスト📮に入れ回ってきました。
さっさとやらないと、引越しの荷物と一緒ごたになってしまう!
しっかし、、、
なんでこういろいろ降ってくるかなぁ…
という感じです😅
でも、
オヤジを介護せねばなくなり…
母は自分の認知症に気づいて、悲しくてか…
ぷっとオヤジを置いて、自分の面倒を見てくれそうなところへいってしまい…
介護もだけれど。
集落に住むということ、そこに暮らしを求めるということ。
その責任の一切を、オヤジの代理でやってきまして…
この歳だからか…
悪くないなぁと、私は思ったんですよね。
あー、こういうことが要るのかぁと。
それと引き換えに、あんなことやこんなことやのいろいろな思いやりとかが届くんだなぁと。
それは見えないものだったり、お金の価値にすると、もうどうしようもない価値だったりするんですけれど…
とてつもなくありがたいものだったりしたわけです。オヤジの介護中。
重なってダブってしまう野菜だって、なんだって。
「ありがとう」
「いつでもいうてー」
なんて感じで。
母は、田舎生まれの都会的な好みの強い人でしたから。
家を出る頃、「なんでこんな田舎で、こんなめに」と、私にぼやいていました。
お金で評価されるものがすごいもの
みんなが羨ましがるものが素敵なもの
そんな、娘時代の感覚をずっと持てる人だったんだと思いますね。
ま、それは、母が勝手に好めばいいことだから、私は知らん😅
私は私の好みでいきますよ😁

山の方に、小さなお堂さまがありまして。
そこに、女性たちが交代で、シャシャキや榊をお供えにいく当番があります。
人数からいくと、一年半に一回くらいです。
今時、男尊女卑とか言われそうですが、男衆は男衆で活動仕事あります!

シャシャキの方が縁がギザギザ
その当番は、二人組で、家の順番に組みます。
仲良しの先輩と当たる予定でしたが…
近くのおばあちゃんが(年齢的に)抜けるといいだし、急遽再編成。すると、私はイトコのお嫁さんと組みになりました。
それはそれで嬉しいことで😊
ただ、今、榊やシャシャキは買ってきても良いことになっています。
(町費から出してもらえます)
が、地元の小さな山にはあるらしいのです!
それを、仲良し先輩は知っています。
どうしても場所を教えて欲しかったんです。
山や植物の維持管理をするためにも。
「また、時間ある時、教えてほしい🥺」
と、お願いしていたら…
ある朝突然、軽トラに乗せて行ってくれました。いきなり、その日😅ご主人がお出かけ日だったみたいです🤣
「この木は、榊」
「こっちは、シャシャキ」
散らばる木の株を伝って教えてくれました。
なかなか目が慣れなくて、見分けがつくようになるまで少しかかりましたが、なんとかわかるようになりました。
だんだん皆さん山に入らなくなって、木々は背が高くなってしまいまして。
足元の取りやすいところは葉がなくて…
上ばっかりになっていたり、ツルが絡んで曲がった枝ばかりだったり。
人がきちんと理解して、山にはいる意味を学んだ気がします。

私は…いつまでも、この先輩みたいに伸び伸びと山や畑をかけていたいなぁ!と、背中を見ていました。
だから、組長も喜んでやらせていただきやす!