見出し画像

不幸中の幸いなミラクル

介護でもなんでもない話です😁
あまり外食を好まない夫が、義父の病院近くにアジアン料理屋さんがあるのを見つけました。

☃️「見てみてー、こんなお店があの辺にあるよ!」

「うわ!美味しそうやん!また行こう!いや、明日行く?」

なんて、前日からワクワクでいました。

でも、当日なんやかんや野暮用のあった私たちは、ランチでそこに行くことはできず…
夕方になってしまい…珍しく「夜いっちゃう?」と話していました。


我々が夜外食というのは、数年に一回くらいの珍しい話です。


夫の好き系メニューだし、私もめっちゃ好き!
野暮用に疲れ果て、夕食の準備が嫌な私は…
「頑張って行っちゃおう!」と夫のお尻を椅子から剥がして、車に乗せました。


走り出してしばらくは野暮用のグチやらなんやらをべらべらしゃべってましたが…
義父の病院へのルートに入ったところで、

ドュン……ドュン……ドュン……ドュン……

☃️「ん?なんか変な音する。🛞パンクか?」

「え?確かに…」

☃️「道のせいかな?」

「そこ曲がったら、もっと道が綺麗になるから、そこでいうたら、なんかあるかも」

🛞ドュン…ドュン…ドュン…ドュン…ドュン…ドュン…ドュン…ドュン…

舗装されたストレートを少しだけ加速をしてみると、体感もあり、音もしっかりしてきました。

☃️「パンクっぽい。ヤバい、タイヤきたかも…今何時?ガソリンスタンドか?家に帰るか?😕」

「あー、こっちの道来たら、スタンド系はすぐないなぁ。帰る?あ、ちょっと先、オートバックスとかまで走れる?」

☃️「走るは走れる!」

「じゃ、このままいつも通りに走って、線路が出てきたら曲がってー」

いつものルートを外れて、お店が賑やかな方にハンドルを切りました。で、ガソリンスタンドやカー用品屋やらがあるあたりに来たものの…
既に閉店時間にきていて、ディーラーもカー用品屋も何件も並んでるあたりに来ましたが、シャッターが降りはじめていました。

「頼み込んでこよか?」

☃️「いや、もう閉店や」

ここで、夫の気遣い気にしいが発動…😭
いや、そんないい格好を言ってる場合じゃない!と、思ったけれど…

☃️「空気を入れてみる!」

カー用品屋の脇道の車通りが少ないところで車を止めました。

夫は、携帯空気入れを出してきて空気を入れてみます。
私は私で、地元の修理屋のお兄ちゃんに、お休みだけど電話してみます。

📱ルルルル…
👨‍🔧「あ、もしもし?どうしました?」

「あ、ごめんね!休みのとこ。隣の市の〇〇にいるんやけど、夫の車がパンクっぽくて…ただ周りが閉店しはじめて…この時間、この辺りやと、どこに相談したらいいやろか?申し訳ない🙏」

👨‍🔧「あー、この時間だと、もうロードサービスか、JAFがいいっすね。保険のロードサービスだと無料の範囲ですぐ対応してくれたりするんで、その方がいいっすよ」

「わかった!ありがとう😭」

で、夫にそれを伝えると…
☃️「ぁあ、ロードサービスかぁ…」

こーゆー、もしもサービスを使うのもあまり好きくない夫は…「もう一度空気入れてみる!」とか粘ります…
で、とうとうカー用品屋のシャッターも閉まり…一名のスタッフ?客が出てきて…我々を目視しながら車で出て行きました…
ぁあ😭チャンスが…


やはり空気は入らず…さらにへしゃげていく🛞😭
安全な路肩に寄せて、夫は落ち着いてから、JAFさんに電話をしてみました。
ら、

👩‍💻「どうされましたか?」

☃️「走ってましてタイヤに違和感を感じたんで、走行をやめて確認しましたら、パンクしてまして、どうしたら良いか教えていただきたいんです。」

👩‍💻「わかりました。今は、安全な位置に車を止めてらっしゃいますか?」

☃️「はい、大丈夫です」

👩‍💻「わかりました。では…」

と、CMのようなやり取りがはじまったわけですが…夫の車だとタイヤの修理はできなくて。(替えのタイヤがあれば交換はしてくれますが、ないタイプの車でした)
となると…指定の修理工場まで運んでくれるという話だったんですが、その時間だと…運んでもらっても修理工場がやってません💧 家に持ち帰ってもらうことも可能ですが…近くの修理屋は休みで手立てがつきません💧
運んだ後の我々のタクシー代が無料とかそう言ったことも教えていただきまして…

☃️「わかりました。一度考えます。」

👩‍💻「わかりました。お電話の記録は残りますので、必要でしたらいつでもお電話ください」

☃️「ありがとうございました。。。」


で、結局…
初めて尽くしが重なるのが苦手な夫はかたまりはじめたんですが…

ふと…

「ねぇ。無理して家に帰っても明日修理してもらえないじゃんね。
でもさ、運ぶも何も…
ここなら…👉そもそもタイヤも買えるし交換もしてくれるじゃん。運んでもらう必要なくね?車を停めて帰って、明日またこれたらいいよね?」

☃️「あ…そやな。停めて帰っていいんかな?」

「それは知らん😑ただ、シャッターは降りてしまったけど、スタッフさんの車はあるから、中に人はいるんじゃないかな?とにかくお願いしてこよか?」

☃️「あー、うん…」

とにかく、人様に迷惑かけるとかわがまま言うのが苦手な夫は、帰宅にする人たちに割り込むことにモジモジ男でしたが…
勝手に停めてもいいかもわからないのに、置いても帰れないし…
もういいわ!😤と、私が出勤!🥷
車外に出たら、帰宅しようと出てきたスタッフさんの人影が!
「すみませ〜ん🖐️」🏃‍♀️📣

これまでの事情を話して…
明日改めて別の車でタイヤ交換または修理の依頼に伺うが、今夜駐車場に停めたまま帰らせていただいていいか?
をお願い🙏しました🙇‍♀️


すると、
気持ちよく「店長に確認しますね」とスタッフルームへ戻ってくださって。
「ピットの中はもういっぱいなんでお預かりはできませんが、駐車場で良ければ停めて帰ってもらって構いません。ただ、夜間に傷などがついても自己責任ということをご了承いただけるならば…ということです。」

😭「大丈夫です、では明日よろしくお願いします。」
と夫と二人頭を下げ下げして、スタッフさんを見送り、駐車場の端の方に停めさせていただきました。


ふぅ💦
なんとか緊急事態は対処完了。
さて、帰る方法なんですけれど…夫は歩いて帰るつもりのようでした。

「え?私、🚃で帰るけど?😁」

ローカルですけど、少し歩けば駅があります。
し、その途中に、時々お肉を買いにいく焼肉屋さんがあります。

「寒いし、お腹も空いたし、食べてから帰ろう。駅まで歩いて電車で帰ったらいいやん🤣歩きだけで帰るのは…できるけど、まぁまぁあんで、きっと」

初めて尽くしが苦手な夫…
イレギュラーな事態に初駅の初電車🚃🚃🚃
をちょっと嫌な顔しましたが、私が道も距離もわかってるんで、渋々承諾し焼肉屋へ足を向けました。

車を置いたカー用品屋さんから歩くこと10分で焼肉屋さん。

🍖「あら、食べにくるなんて珍しい!いらっしゃい🤗」

カクカクシカジカを話し、心配するおばちゃんには電車で帰ることを伝え、焼肉を注文。
お腹をしっかり満たして。
駅に向かうこと歩いて🚶6分。
たまたまもたまたま、ローカル線がまだ15分おきにくる時間帯だったため、いい感じで駅に着き電車に乗って帰宅できました。



とにかく、初めてが重なるのが苦手な夫…
いつかこの電車🚃に乗る時もあるでしょうから、二人の時に乗せれてよかった。
キョロキョロしながら、電車や最寄り駅🚉を確認し、自宅までのルートも頭に入れれて、夫もまた一つ二つ安心🙂
これで急遽電車に乗る日が来ても大丈夫そう👌です。


とにかくは、
誰もケガせず、事故にならず。 
何よりも…
周りに多少の迷惑をかける程度ですんで、本当よかったです。

タイヤ🛞は新しくしたいと思います!😁


皆さん、違和感がある時は速やかに安全な所へ退避しましょう。
ご拝読ありがとうございました😊

いいなと思ったら応援しよう!