ATで免許をとった話10~縦列駐車と方向変換について~
今回は縦列駐車と、方向変換についてご紹介いたします。
第2段階になると縦列駐車と方向変換を場内で3時限やります。3時限目でまとめになるので、みきわめの時にはマスターしておく必要があります。人それぞれですが、私は縦列駐車のほうが苦手でした。
◆縦列駐車
一列に駐車している車両の間に、自分の車をバックして入れる方法です。前後の空間が限られている場合に使います。
【やり方】
①バックしやすい位置に止めます
まずバックする場所をよく見てから、ポールに向かって行きます。次にポールに対して車を平行にし、やや前に出して止めます。車とポールの幅は1mくらいあけ、後方の安全を確認してからギアをRにします。
②慎重にバックします
真っ直ぐバックし、車の後端がポールの端と揃う瞬間に、ハンドルを左に回します。
③ポールと車体の間隔を確かめます
ハンドルを左に回したまま、ポールと車の左後部に安全な間隔がとれているか確かめます。
④左に回していたハンドルを戻します
入りやすい角度になったらハンドルを戻します。
⑤駐車範囲に入ることができるか確かめます
車の左前部の安全を確かめ、線を縦に引いた時に、前後のポールの角が重なる位置まで下がります。そしてハンドルを右に回します。
⑥駐車範囲におさめます
車体を真っ直ぐにし、車の後端がポールに接触しないようにバックします。完全におさまっていれば成功です。
【ポイント】
〇ハンドルを右に回すタイミングは、車の後端とポールが揃う位置です。車内からポールの見え方を確認してください。
〇ハンドル左に戻すタイミングは、入りやすい角度になった時です。窓から確認して、角度はつけすぎないようにしてください。
〇ハンドルを右に回すタイミングは、右後部が前後のポールの角に差しかかる位置です。窓から確認しながら、慎重にバックします。
【縦列駐車でよくある失敗】
〇ハンドルを左に回している時に、左後部がポールに当たってしまう。
〇左後部が脱輪してしまう。
〇駐車範囲から右側がはみ出してしまう。
もし失敗したら斜めの位置まで戻ってやり直すか、最初の位置に戻ってやり直さなければいけなくなります。失敗する前の状態に戻って修正を行ってください。
縦列駐車のやり方が分かる動画です。
◆方向変換
狭い道路で駐車する場所にバックして入れたり、進行方向を変えたりする時に使います。この方向変換は右バックの方向変換と、左バックの方向変換を練習します。
【右バックの方向変換で斜めバックのやり方】
①車体を斜めにします
右側に寄り、バックする場所を確認しておきます。右前輪が角(ポールがある位置)のあたりにきたら、左にハンドルを回して車体を傾けます。ハンドルを回しすぎると脱輪するので、ほどよい角度になったらハンドルを戻してください。
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