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【全文掲載】岩手の片方司さん、先月死去。 #優生保護法関連 🔵河北新報🔵2023/03/03 『規定廃止後も手術継続<不良の烙印 旧優生保護法の爪痕(中)消えない偏見>』

#優生保護法関連   #岩手県の片方司さん   #精神障害者

わかりやすく言おう。
我われは、総理大臣の岸田文雄氏と裁判で戦っている。優生手術の是非を、戦っている。岸田文雄総理は、昨年から、この争いを  とうとう最高裁へ引っ張り込み、絶望の泥沼へと投げ入れはじめた。

岸田文雄 総理は、我われ弱者の敵である。

自民党と公明党は、我われの敵である。

今度の選挙で、我われは断じて勝たなければならない。

これは、弔いの戦いである。
一人でも多くの、自民・公明の政治家を落選させなければならない。
これは、人間の最低限のプライドを、守るための、命がけの戦いである!
そもそも、「正義」は我々にある。それは小学生でも わかることだろう。
崇高な政治家たちが、なぜ?、不義のために最も弱い集団と戦うのか?。 なぜ?、最高裁を武器として使う?
総理大臣が 戦えば戦うほど、その後ろに隠れている、痩せて醜いチビの悪魔たちの顔が、チラチラ見えてしまう。
この国は、もう、
終わっているのか?

🔴🔴

私はいつも言う。
障害者は皆、幸福になりたいとは思っていない。 耐えられる不幸だけを与えて欲しい。
人間として 生物として、とても耐えられない苦渋ただけは、お願いですーーー遠ざけて下さい。
その代わり何でもしますから。、

まず、  私達の 大切な生殖器を返して下さい。
生きている生物なんです。 私達は人間です。

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優生保護法による不妊手術。
その影響は障害者差別と、無意識の偏見を生み出した。

しだいに、それは  この国の空気となり、黒い文化が完成した。
そして、ついに『当たり前』となった 幸福な現在の時代、多くの国民は驚愕した。一部の悪魔たちが密かに  小さく笑うのか?

ーーーー「障害者を、日本国民から分離せよ!」
それが常識の時代になった。
それに反対をする人間を、人々は とても驚く時代。
【 私は 心から、良かれと思って】やって上げているのだ!、と本気で怒鳴りつける  強く荒い、四角い時代。

そして、、2023年の、今日、誰もが思う。

岩手県に、何があったんだ?

岩手県で、何が?、起きたのか?

いや!、、
現在も 何かが、今もなお 進行中で  うごめく??

🔵 近い将来、、政府や国会の【調査団】が来る前に、証拠を ぜんぶ 消し去るつもりなのか?。懸命に、記録書類を 焼却する?

早く岩手県を変えるために、、衆・参議院の調査室は、中間報告を一日も早く 行うべきだ!
このままでは、日本中の証拠が、みんな消えてしまう!
希望も、怒りもみんな、何もかも 死んでしまう。

歴史が 意図的に 消されてしまう。

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【全文】  河北新報 2023年3月3日 [有料]
「 規定廃止後も手術継続
<不良の烙印 旧優生保護法の爪痕(中)消えない偏見>」

https://kahoku.news/articles/20230302khn000089.html

◆ 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制されたとして、宮城県在住の男性2人が国に損害賠償を求めた訴訟の判決が6日、仙台地裁で言い渡される。旧法は障害者に「不良」の烙印(らくいん)を押し、自己決定の権利を奪った。改廃後も根強く残る優生思想の爪痕をたどり、現代に連なる課題を探る。◆(報道部・関根梢)

 岩手県北上市の片方(かたがた)司さんは2003年、パイプカットの手術を受けた。優生保護法が改正され、優生手術の規定が廃止されて7年が過ぎていたにもかかわらずだ。

 「まるで犬や猫の去勢手術。誰も私を一人の人間として扱ってくれなかった」。手術を受けた時の悔しさを生涯抱えて今年(2023年) 2月、72歳で死去した。

🔵「籍入れるな」

 いじめや失恋が原因で高校3年で統合失調症と診断された。以来、精神科病院への入退院を繰り返した。体調が良い時には家業の雑貨店を手伝い、工場や農機具メーカーに勤めたこともあった。

 「いつかは子どもを持ちたい」。32歳で建てたマイホームには二つの子ども部屋を造った。男の子が生まれたら、自分の名前から一文字取って「賢司」と名付けようと決めていた。

 生涯を共にしたいと思える女性と出会ったのは45歳の時。彼女も同じ病気を抱えていた。結婚を望んだが、兄夫婦から「籍は入れるな。子どもはつくるな」と強く反対されたため、内縁関係のまま一緒に暮らした。

 やがて彼女の妊娠が判明した。「自分も父親になれる」。希望に胸が膨らんだが、彼女は約1週間で流産した。その後、兄夫婦からの求めに応じる形で彼女が不妊手術を受けた。

 次第に関係はぎくしゃくし始め、彼女は家を出ていった。片方さんも体調が悪化し、精神科病院に入院。兄夫婦から「パイプカットをしなければ、一生退院させない」と不妊手術を迫られた。

🔵 意思置き去り

 片方さんは抵抗したが、兄夫婦の同意がなければ退院できず、受け入れるほかなかった。兄からは「優生保護法に基づく手術だ」とも言われた。納得できないまま、53歳の時に手術を受けた。

 法改正で優生手術の規定がなくなっているのを知ったのは、手術後しばらくたってからだった。20年、親族からパイプカットを強いられたとして、日本弁護士連合会に人権救済を申し立てた。

 00年代前半、世界中の障害者が「私たち抜きで私たちのことを決めるな」を合言葉に、障害者権利条約の採択を求める動きを加速させた。あらゆる人権や基本的自由の実現を掲げた条約は、06年に採択された。

 その陰で、日本では障害者が法改正後も不妊手術を余儀なくされた。旧法下と同じ構図の下、当事者の意思は置き去りにされた。

 子どもを持つ選択をする当たり前の権利を奪われた片方さんは、最期まで手術の不当性を訴えた。

 「医師やソーシャルワーカーは優生条項がなくなったことを知っていたはず。どうして助けてくれなかったのか」

(トップ画像は、同 河北新報の記事の写真を加工しました。)
画像の説明文・・

亡くなる前に取材に応じた片方さん。  子どものために用意した部屋を案内し「使うあてがなく物置になった」とつぶやいた=昨年11月26日、北上市


ーーー  以上、全文。ごめんなさい。
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ただ、信じられません。早い逝去。
片方司さん。

岩手の人よ。片方司さんよ、
あなたも、「東北なまり」の言葉なのでしょう。

仙台から
会いに行くのが、間に合わず、とても悔やまれます。
強い、この感情は、とても苦しいです。

🔴
    🔴

▶岩手県の弱者や障害者は、どうなっている?

▶▶岩手県の福祉・医療(特に精神科)スタッフは生き生きと働ける状況なのか?

▶▶職員たちは、若い頃の希望を失わずに働ける環境なのか?

 片方司さんは 残念ながら、法律的な救済がなされなかったようだが、、岩手県は優生手術の被害者の救済や、人間としての譲れないプライドを回復させる作業が遅れている。と思う。
 国からのお詫びとしての、旧優生保護法一時金支給が認定された、件数が全国最底レベルなのだ。岩手県は2023年1月末現在、わずか 3件。

岩手県は、下の表の青色の「個人特定の資料がある人数」がゼロなのだが、、赤の「不妊手術を強制された人数」は 284人なのである。

岩手県は、どうなっている?
片方司さんの救済は?
氏の、人としてのプライドは?

そして、岩手県のキリスト教会は、何をしている?。仏教徒は、いつ動くのか?。心のアンテナには届いているはずだろう。

法律家や、その学生も良心と正義を棄て去って、岩手で生きているのか?

本当に 何もできない、何もわからない、不思議で巨大な理由があるのか??


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↓↓ 古い資料です。

【表】 「不妊手術を強制された人数と   個人特定の資料がある人数」

産経新聞 2018.9.6.『強制不妊手術 個人特定3033人 記録なしも救済検討』
https://www.sankei.com/life/news/180906/lif1809060028-n1.html

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【追記】
明石市役所と  その市議会が、優生保護法被害者救済のために、独自の【条例】を作りあげた。
そのすばらしい条例は、現在の国からの一時的な救済よりも、良いものであり、対象者の枠も広いという。

現時点では、法律の網の枠には  入らないとされている #片方司さん

仮に、、明石市の条例ならば、片方さんは 救われる対象となるのか?

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私にとっても、岩手は遠くなっています。
追いつきたい。 仙台です。



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