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〖 ㊉(マト)リョーシカ 〗

おそろしあ
おそれおおくもをそれなく
それヌはそれんかみこころとり


外国が攻めてくるとは

今(意間)だけの

コト(言/事)ではないのざぞ

日本は壊される

サダメ(運命)にあるのざぞ

雨風ふらし地ふるい

荒らしあらまし

岩と(㊉/一八十/磐戸)なり

何なに踏ん張っても

壊されるのぞ

コワシコワシ(壊し恐し)の

コトであるが

恐がってはならん

北(基田)から

クル(苦/繰る)ものを拒んでも

この世に

来たからには

来るものは拒めん道理

北の御ロシアとは

外国のロシアのコト

ばかりではないのざぞ

をかしな神のコト

ヲロ(降/悪露/推路)して

チ(靈/智/地)を惑わす

降ろし屋の

コトであるぞ

この世に

天上の神々様は

降りられないのであるぞ

天狗や狸や狐

バカリにバカされて

気(氣)を取られて

おるでないぞ

気をやっても良いが

やるにはやるで

気をつけねばならんぞ

喜(キ)ばして抱きまいらせねば

いくらでも沸(湧)いて出るぞ

祓おうとすれば

祓われまいとして

手におえんコトになるぞ

コワスとは

強ばるものを和して

安らげるコトざぞ

強ばる地を和して作りかえな

作物も取れんであろうがな

耕すとは

田がヤス(安)コトぞ

耕して他を養ふコトでもあるぞ

小さな田畑は

壊して大きな田畑に

作り替えな多は養えん

素戔嗚の大神様に

お詫びせよとは

そのコトであるぞ

荒ぶったのではなく

新(現)ふる

タメ(為/試/多米)に

在らせられたのぞ

今のお土の上におれるのは

誰のお陰かよくよく

考えなされよ

いつまでも陰にして

踏みつけていては

ならんのざそ

お陰お陰と申されるなよ

地(靈/智/血)のご先祖様にも

お詫び申せよ

みなみなの今の世の

現れ(洗われ)の

神々様であるのざぞ

日の光(御稜威)であるぞ

ありやかに

感謝せねばならぬぞ

アカとアカの

戦(いくさ)とは

赤玉から垢玉を取り

それをまた赤玉のため

地にまつろいて働く

コトであるぞ

神の戦は育成化育の

イクサ(育然/生作/政策)の

コトであるから

臣民同士の

コロシ(子露死)合い

などではないのであるぞ

はよう神心を悟りて

同じようにして下されよ

神々様より頼まれもうした

コトであるから

頼んでおるのざぞ

コトコト申した㊉(コト)

わかりたか?

カミニナハ(ワ)ナシカナ☉


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