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#21ジブン株式会社ビジネススクール2月度1時限目「キャリアの「厚利商売」のために、まずは2点やってみます!」
木下斉さんのVoicy ジブン株式会社ビジネススクール2月度がスタートしました!note初心者の私としては、このビジネススクールによって、思考力や文章力を鍛える場として、文字通りビジネススクールとして活用させていただいていて、木下さんやリスナーさんに感謝しています。
今月のテーマは、「厚利少売」。
単価が安くても、たくさん物を売って利益を上げる「薄利多売」から、少ない量でも、単価を高くしていくことで利益率を高めていく「厚利少売」が、今後マーケットが縮小し、人材不足が進む日本では必要になってくるということがテーマです。
私は公務員として物を販売するということを本業としていませんが、キャリアについて、ジブンという資本を「薄利多売」から「厚利少売」にもっていくためにどうしたら良いか、考察をしてみました。
ビジネスパーソンの「薄利多売」は残業で解決しようとすること
働き方改革などで徐々に変わってきているものの、新しいプロジェクトなどに対して、残業で解決しよう安易に考えてしまうことは多いです。
業務量が増えることで、残業となってしまうことはやむを得ないと考えてしまうことはありますが、私は、これがビジネスパーソンにとっての「薄利多売」となり、残業代という形で収入は増えるかもしれないですが、自分自身を安く売って、大切な時間を切り売りする働き方だと感じています。
今までは、残業が当たり前だったり、残業代も青天井でもらえていた時代がありましたが、少子高齢化で財源が不足するなか、歳出の多くの部分を占める人件費の削減を、さらに求められてくるのではないかと思います。
そのなかで、とりわけ残業代の削減は、まず指摘される部分で、これまでと同じように、すべてを残業で解決しようというマインドは改めなければなりません。そしてホワイトな職場を望んでいる若い世代を中心に、業務を残業で解決するという「薄利多売」的な働き方は、人材の流出や、生産性や競争力の低下などを招き、非常にリスクが大きいと感じています。
「素材」をいかに速く、多く集められるかが鍵
では、速い時間で多くの業務をこなす時間単価を上げていくために何をしたらよいか。
私は事務職として働いているので、業務の大半を文章や資料を作成することで占めています。
文章を速く作成できるようになるために、noteを書いているということもあるのですが、先月の木下さんのビジネススクールの2時限目「note」を軽やかに書く」回で紹介されていた課題図書、上阪徹さんの「超スピード文章術」でも紹介されていたのですが、文章を速く書くのは、「素材」をいかに集めるかが鍵を握るとありました。
私もやってしまいがちなのですが、文章や資料を作成する際に、素材が集まっていないうちにすぐに文章を作成することに取り掛かってしまい、書きながら、調べるということをやってしまいまがちです。
しかし、「素材」があつまっていればあとは、それを組み合わせていくだけなので、文章を書くスピードを高め、根拠のある文章を仕上げることができることに気づきました。
「素材」をたくさん集めるためには、日頃から、自分の仕事に関連するメディア報道を見たら、その場でスマホやパソコンにメモをしてストックしておいたり、議会対応の資料作成であれば、議員のSNSを見て、どのようなことに関心を持っているかメモを取っておいたり、市長や上司の発言で気になるところがあれば、すぐメモを取るということを習慣化し、「素材」のストックを多くしておき、文章や資料作成のスピードを高めていきたいと思います。
想定問答をAIに聞いてみる
次にAIの活用が鍵を握ると考えています。
ちょうど私の自治体でも、現在新年度予算に向けた議会が開会中で、議員から質問があったときに、どのように答えていくか想定問答集を作成するという仕事があります。
今までは、自分の頭で想定質問を考えながら、作成をしていたのですが、それでは時間がかかったり、抜け落ちてしまい上司から指摘され追加で作成することもあり、時間がかかっていました。
木下さんが放送なかで、議論のまえにAIと球打ちをしていると聞き、職場のパソコンには、マイクロソフトの生成AI「copilot」があるため、想定質問を考えてもらい、回答を作成してくことで精度をあげていきたいと思います。
管理職はマネジメントでも時間単価を上げていくことに努める必要がある
自分自身の時間単価を上げていきつつ、管理職としては、マネジメントでもそれを目指していかなければなりません。
役所は民間企業と違って効率化だけでは計れないところがあると良く言われ、たしかに効率化や損得だけで、動けない部分もあることは理解しています。しかし、民間企業では、厚利少売により、社員の賃金を上げたり、待遇向上、効率化に取組んでいるなかで、これらの企業と、人材獲得競争をしていかねければならないことは頭に置いておかなれければいけないと思います。そのために、まずは、今日書いたことを実践して、トライアンドエラーをしていく姿をチームで見せていきたいと思います。
#ジブン株式会社マガジン