
#12 ジブン株式会社ビジネススクール12月度1時限目「私のメンタルタフネスの源と大切にしていること」
木下斉さんのVoicy ジブン株式会社ビジネススクール12月度が始まりました。
今月は、ジブン株式会社の資本となる自分自身のメンタルがテーマとなっています。
第1時限目は、メンタルタフネスの基本についての配信でしたので、私のこれまでの人生を振り返って、自分にとってのメンタルタフネスの源と、ミドルエイジを迎えて、これからもどのようにメンタルタフネスを保っていくかを書きたいと思います。
私のメンタルタフネスの源
これまでの人生を振り返ってみると、中学生までは自信が持てず、引っ込み思案の私でした。しかし、どこか、目立ちたいという気持ちを秘めたまま、高校に入り、友人から、「応援団に入らないか?」と誘われて、応援団に入部したことが、その後の私の人生に大きな影響を与えています。
応援団では、厳しい上下関係があったり、大勢の人の前で、大きい声をはし出したりパフォーマンスをすること、しばしば、気合が入っていないと、公衆の面前で怒鳴られる、連帯責任など、今の時代ではあってはならないようなこともありましたが、ここで、私はメンタルタフネスの基本を身につけることができました。
ホワイト化しても理不尽なことや厳しいことはある
昔と比べ社会がホワイト化して、パワハラは厳禁、最近ではカスハラ(カスタマーハラスメント)に対しても毅然と対応するということが増えてきて、怒られることや、厳しく指導されるという機会は減った気がします。
しかしながら、社会人として生きている以上は、誰でも間違えることもありますし、そういった際は、厳しい言葉をかけられるということは避けては通れません。
また、理不尽なことはどうしても起こるもので、自分のせいでなくともチームのために、厳しい言葉を言われることもあると思います。
メンタルタフネスをアップデートしていくことも必要
私自身も高校生時代の応援団でメンタルタフネスを学んだものの、社会に出ると学生の頃とのプレッシャーは、別物になりますし、キャリアアップをしていけば、以前とは違うストレスを受けながらも、メンタルタフネスでいる必要があると思います。
私の身の回りでも、一般職員から管理職になったり、人事異動で環境が変わったことで、それまで元気にバリバリ働いていた人が急にメンタルの疾患にかかって、休職となるケースを良く見てきました。
また、年齢とともに、不慮の事故や病気にかかったり、家族のことで悩んでそのことで、メンタルに支障が出るということもあります。
年齢や時代とともに、常にメンタルタフネスに向けて、どうすれば、メンタルの安定を保てるか、常にアップデートしていくことが必要だと思っています。
メンタルを安定させるために取り組んでいること(three good things)
私が今メンタルを安定させるために取り組んでいることは、毎晩寝る前に、その日あった3つの良いこと(three good things)を書き出し、それをSNSでシェアしています。
「今日は何もいいことがなかったな」と思う日でも、3つの良いことをひねりだすことで、ネガティブな思考に引っ張られている自分をポジティブなことを考えるように意識的に変えることができています。
また、SNSで友人と共有することで、いわゆる「バンド理論」として、継続することができたり、友人が書いたthree good thingsを読むことも楽しみになっています。
過信は禁物。メンタルは大丈夫でも、体が悲鳴を上げることも
私はこれまで意外と、メンタルは強いと思っていました。
しかし、昨年43歳の時に、割と大きい病気にかかってしまい、今も薬を飲んだり、通院をしながら生活をしています。
今振り返ると、「自分は大丈夫」とこれまでと同じような働き方や生き方をしていて、メンタルでダウンすることはなかったものの、体が悲鳴を上げたのではないかと振り返っています。
年齢とともに、ストレスへの対応や、自分を過信して予定を入れすぎないことにも心がけるようにしています。
失敗したら思い出すフレーズ「死ぬこと以外かすり傷」「悩むな考えろ」
私は、困難なことがあったら、箕輪厚介さんの著書でもあった「死ぬこと以外かすり傷」という言葉を良く思い出します。
失敗しても、死ぬことに比べれば、それ以上のことではない。
何とかリカバリーがきくと。密かに我が家の家訓にもなっています。
また、木下さんがおっしゃっている「悩むな、考えろ」という言葉も思い出すこととしています。
失敗は誰でもある。悩んでいる時間があったら、速やかにリカバリーするにはどうしたら良いか考えようと。
この2つの言葉をモットーに、自分自身の体の声にも耳を傾けながら、これからも、しなやかに生きていけたらと思っています。