挑戦するか、維持するか、将来的な歩行能力の変化から
脳卒中片麻痺者の方の歩行能力において、歩行練習で、転倒リスクはあるけれども、挑戦して、スピードアップの練習をするか、安全な歩き方を練習するか、の問題提起があり、安全な歩き方の場合で、数ヵ月後に、歩行スピードが低下した症例報告がありました。これで、一概に、安全な歩行がだめとかではなくて、また、本当にそれだけで低下したのかの因果関係かの議論はありますが、理学療法においても、知識、技術を新しく学び続けるか、現状維持か、数ヵ月後にどうなるか、という視点で見た時は、いじは、停滞に繋がっている、と、自分の経験上、思える次第です。