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情報設計からプレゼンまで!NOTで実践的なデザインスキルを教える、メンターのさちよさんにインタビュー

NOT DESIGN SCHOOL(通称NOT)は、本気で即戦力デザイナーを目指すためのデザインスクールです。初心者向けのスクールの卒業生や、独学でデザインを勉強したことがある駆け出しデザイナーを対象に、現場で活躍できる実践的なカリキュラムを提供しています。

今回は、そんなNOTのデザインメンターとして生徒の成長をサポートする、デザイナーのさちよさん(@sachilenita)にインタビューしました!普段は若者に旅を広める株式会社TABIPPOで働くさちよさんですが、メンターの活動を通して新たな学びや発見があったとか。

「NOTのデザインメンターに興味がある」「NOTが実際どんなスクールなのか知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください!


TABIPPOの1人目デザイナーとして、社内のクリエイティブを牽引

ーーさちよさんのこれまでの経歴を教えてください。

さちよさん:私は18年間、親の仕事の関係で南米のチリに住んでいました。両親はともに日本人なので、小学校は現地の日本人学校に、中学校からはインターナショナルスクールに通っていました。そこでいろいろな国の生徒と出会ったのがきっかけで、「自分のルーツである日本に住んでみたい」と思うようになったんです。

もともと絵や写真が好きだったこともあり、日本の多摩美術大学に入学。在学中はデザインについて幅広く学びながら、当時まだ学生団体だったTABIPPOの運営メンバーとしてチラシ制作などを担当していました。

卒業後は小さな制作会社に就職したのですが、TABIPPOが法人化するタイミングで代表からお声がけいただき、1人目デザイナーとして働くことに。最初は本づくりからスタートし、現在は社内のクリエイティブ全般を担当しています。また、個人でもWebデザインやロゴデザインなどの仕事を請け負っています。

生徒と深く関わりながら本気でデザインを教えたい。そんな思いでNOTのメンターに

ーーデザイナーとして第一線で活躍するさちよさんですが、デザインを教える仕事をはじめたきっかけは何ですか?

さちよさん:TABIPPOの学生インターンと関わる中で、デザインを教える楽しさに気づいたのがきっかけです。ただ、学生インターンは将来デザイナーを目指している訳ではなく、デザイン以外の業務にも取り組んでいたので、本格的にデザインを教えることはできませんでした。

その後、他のスクールでもデザインを教えていたのですが、規模が大きくて制度やルールが整っている分、生徒一人ひとりに合わせた対応が難しかったり、生徒がどんな人かまで掘り下げて知れないもどかしさがありました。

そんな時に、以前からXをフォローしていたもちさん(@makiko_sakamoto)がNOTを設立すると知りました。NOTの規模やカリキュラムを確認したところ「ここなら生徒と深く関わりながらデザインを教えられそうだな」と感じたので、デザインメンターに応募しました。

ーーデザインを教えることに不安はありませんでしたか?

さちよさん:NOTは完全なデザイン初心者を対象としたスクールではないため、最初は「自分で教えきれるかな」と少し不安でした。ただ、担当メンターが毎月変わる制度なので、他のメンターと協力しながら自分の得意分野を中心に教えていこうと思っていました。

生徒との実際のやりとり

デザイナーが飽和する中、情報設計から学ぶことが差別化につながる

ーー実際にNOTでメンターをしてみていかがでしたか?

さちよさん:多くのデザインスクールでは1〜3ヶ月のカリキュラムを導入しており、基礎的なデザインスキルを中心に習得していきます。一方、NOTは1年間のカリキュラムで、Web制作の上流工程である情報設計からしっかり学べるのが強みだと感じました。デザインとして形にできるデザイナーはどんどん増えていますが、情報設計から理解しているデザイナーは希少価値が高いため、他のデザイナーと差別化して勝ち残っていけるでしょう。

課題に関しても、初心者がデザインスキルの習得に集中できるようお題が決まっているスクールが多い中、NOTでは自分でお題を考えて情報設計するところからはじまります。他の生徒の作品を参考にできないという難しさはありますが、実際のクライアントワークでもお手本はないので、上流工程の部分からより実践的なスキルが身につくと思います。メンターとしても、生徒一人ひとりに合わせた指導ができるのはやりがいがあります。

※課題の進め方については生徒が書いたnote記事を見てみてください(^^)/

なぜその色なのか、なぜその形なのか。プレゼンによってデザインがさらに引き立つ

ーーNOTのメンターとして活動する中で、特に印象に残っているエピソードはありますか?

さちよさん:NOTでは、メンター陣をクライアントに見立てて課題のデザインをプレゼンする「プレゼン大会」を実施しています。そこで、これまで真面目な印象だった生徒がユーモア溢れるプレゼンを披露していたのが印象に残っています。

NOTで開催しているプレゼン大会

というのも、フリーランスでも会社員でも、プレゼンスキルや人を巻き込む力は大きな強みになるからです。案件によっては営業やディレクターがプレゼンを担当する場合もありますが、デザイナーが直接プレゼンすることでデザインのクオリティが引き立ち、自身の評価にも繋がります。

私が美大に通っていた頃も「なぜその色なのか」「なぜその形なのか」といった説明を求められる機会が多く、デザインに対する自分の考えを伝える大切さを実感していました。情報設計からデザインに携わっていれば、理由や背景についても自然に説明できるようになるはずです。

このように、情報設計からデザイン、そしてプレゼンまで一貫して学べるのがNOTの魅力だと思います。

NOTのWebデザインマスターコースで学べること

メンター同士のつながりを通じて、新たな発見も生まれる

ーーNOTでは、メンターと生徒はもちろん、メンター同士のつながりも多い印象があります。さちよさんが思う、NOTのコミュニティとしての魅力も教えていただけますか?

さちよさん:Webデザイナー、グラフィックデザイナー、会社員、フリーランスなど、いろいろなタイプのデザイナーと横のつながりを作れることです。デザイナーの働き方は本当に様々なので、メンターにとっても新しい学びや発見がありますね。スクールの規模が小さく、メンター全員の顔がわかる安心感もあります。

生徒もメンターも気軽に話せるNOTのウェビナー

生徒に寄り添い、即戦力となるデザイナーを一緒に育てていきませんか?

ーー最後に、NOTのメンター応募を検討している方へのメッセージをお願いします!

さちよさん:ゼロから情報設計してデザインを作り上げるスキルや、デザインのアウトプットに責任を持って自分の考えを伝えるスキルがあれば、教える経験がなくても大丈夫だと思います。生徒に教えることで、メンター自身が学べる機会も多くあります。

また、NOTでは課題のデザインを添削するだけでなく、生徒との1on1セッションでリアルタイムのフィードバックを行います。生徒のためを想い、一人ひとりに寄り添った指導ができる方にぜひ応募してほしいです!


NOTでは、現在デザインメンターを募集中です!

✍🏻 募集要項はこちら
https://notdesignschool.jp/recruit#design-mentor

デザインメンターは、NOTの中でも生徒の成長を担う重要なポジションです。人の成長に携わることが好きな人、デザイン業界の未来に何かしら貢献したい人、優秀な若手を育てることに興味がある人は、ぜひ公式LINEよりカジュアルトークにご応募ください。

公式LINE:
https://s.lmes.jp/landing-qr/2000954122-x3QJjBkK?uLand=E8ULT3

熱意あるデザイナーさんからのご応募をお待ちしております!


この記事を書いた人

STUDIO BISCUITという屋号で、STUDIOを活用したWebサイト制作や実装代行、テンプレート販売などを行っています。NOTでは、STUDIOメンターと取材・記事執筆を担当。多くの方に伝わりやすい情報発信を心がけています。

Xアカウント:https://x.com/studio_biscuit_


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